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2007年08月 アーカイブ

2007年08月01日

結局「号の公募」ってなんだったの?

いつも拝読しているブログの記事から、高尾本因坊の号について。高尾本因坊と藤沢名誉棋聖のやりとり。

一通り怒られた後、「歴代本因坊の先生方のように強くなりたい、 近づきたい、と思って、『号』を決めることにしたんですが」、 と相談したんです。
すると先生は3分くらいの考慮時間で、『秀紳』だな、とおっしゃいました。

一方、週刊碁の記事には

つきましては「週刊碁読者の皆さんにもお知恵を」とのことで募集することになりました。

と。

どういうこと?

週刊碁の募集に応じて届いた候補を藤沢秀行名誉棋聖に一応は見せましたという「言い訳」はあるかもしれない。しれないけど、でも週刊碁が「あまりにいい加減な仕事」をしているようにも思えてしまいます。四天王のニックネーム騒ぎに続いて、二度目の「ニックネーム関係」の「チョンボ」だと思う。

つきましては。

本件に関する週刊碁の「号の公募に関するエトセトラ」の経緯説明だかなんだか。そういうものが入ってくるまで個人的不買運動(苦笑)を実施させていただきます。

ま、ひとりが頭にきたって別に大したこたぁないわけですけどね^^。でも「公募」が「決定」になんの影響もなかったのであれば、週刊碁の募集に応じて葉書を書いて送った人に対して、あまりに失礼じゃありませんかね。

経緯が明らかになった時点で(望む方向としては)「私の一方的混乱からする腹立ちに過ぎませんでした」とお詫び記事を掲載して、本記事もオリジナルを残しながら訂正させて頂きます。

対局中に聞こえるノイズ ~ 不憫な山田拓自七段

「不憫」は冗談ですのでよろしくお願いします^^。

あと、山田拓自七段のゲットした3位の盾しか写真を撮ってないかと思った鳳凰杯(表彰式の様子はこちら)。ちゃんと優勝から四位まで撮ってありました^^。

Phoenix cup tournament prizes

で、この鳳凰杯。通常の対局場のように「閉じた空間」でなく、ユーキャンビルの1教室で行われるのでいろんなノイズが入ってきます。どこかの営業の人が隣の部屋に訪問に来たり、あるいは休み時間に入ったOLがドアの前を通りかかったり…。

こういう場で打つのは大変だなあと思うわけですが、「あら、そうなの?」と思ったのが検討。追っかけてた山田拓自七段ですけどね。二度ほどはやく終わった対局があって、小声で軽い検討をしてたんですよね。

すると即座に運営者サイドから「対局中ですので別室で」と。

やっぱああいうのって気になるものなんですかね。そういえばヒカルの碁にもヒカルが師匠と打った後、「じゃあ別室で検討しよう」と言われているシーンがありました。

そうそう、音と言えば結城九段。

二日目だったかな。大きな音で雷が鳴った瞬間に「びくっ」とされてました^^。あと最終日。結城九段は決勝を戦ってたんだけど、隣で行われてた三位決定戦。小西八段が早々に秒読みに入ったんですよね。

本大会はデジタル対局時計を使って行うので、秒読みに入ると「ぴっぴっぴっぴっぴーっぴっぴっ」なんて感じで音がなるんですよ。

小西八段が秒読みに入ってブザーが鳴った瞬間に振り返った結城九段。「ああ、やっぱり同じ関西棋院だから気になるのかな」と思いました。でももしかしたら結城九段。単に「非常に音に弱い」タイプの方なのかもしれません^^。

宮崎龍太郎ビデオのほんのちょっとだけサワリ。

デジカメでテレビを撮ったんですよ@ユーキャン代々木ビル喫煙室。

「こいつぁいいね。ちょっとサワリだけ撮って『いいよ、これ』と宣伝しておこうかな」と思ったわけですよ。ところが私のデジカメでキャプチャできるのは30秒だけ。「考慮時間もあった方がリアルな感じがするかな」と撮っていたら考慮時間が終わったところでキャプチャ終了(笑)。

こんな映像じゃあビデオの良さもなんもわかりゃあしない。

取り敢えず。

宮崎先生がビデオ出してますよ、という証拠に^^。んで、私はこのビデオ、結構好きですね。問題解説が終わったところで宮崎先生と稲葉さんがカメラ目線になるところでカットされてるんだけど、そのときにストップモーションになる場面に結構「ぷりてぃ」なのが多いんですよ(笑)。

販路なんかはまた聞いておきます<来週以降%忘れなければ。

2007年08月02日

棋譜を付ける能力。

鳳凰杯関係のネタを引きずっていますが^^。

今回の鳳凰杯はほとんどの対局で棋譜を付けていた感じ(実は去年はさぼったので、いつからそういうシステムになったのか知りません)。それがね。テーブルの両端で2組(つまり4人)が対局していて、真ん中に記録者が着席して「両面」の棋譜を付けてたりするんですよ。

両方が「手前側が黒」とかなら結構わかりやすいかもしれないけれど、そんなことは「時の運」。そもそも両方同じ向きなら付けやすいのかどうかもよくわかんない。

「ほえ~。棋譜を付けてた人すごいね。どのくらい打つの?」

と、囲碁関係者&主催者関係者(変な言葉^^)に尋ねてみたんですよ。お二人の回答は

「女流アマなら都代表クラス」。

なるほどね~。そもそもやったことないから難しさがわかんないんだけど、やっぱ「凄い人」がやってるんだなあ。

そういうところに感動したりできるのも生観戦の面白さではあります。ま、強い人にはこういう「技」は当たり前のものなのかもしれませんけどね^^。

大和証券杯ネット囲碁アマチュア選手権

掲題の大会、エントリ受付が開始されました。

大和証券杯ネット囲碁アマチュア選手権

9月9日までは予備予選で、

大会参加申し込み後、下記条件を満たした選手は9月9日24時時点での棋力に応じてクラス分けを行う。
予選トーナメント出場資格は各クラスレーティングポイント上位128名とする。
という条件に基づき「本戦トーナメント」に駒を進めることになります。

なんか8月1日の予備予選開始とともにレーティングを打ち始める人も多いみたいで、それだけでも日本棋院ネット対局場としては「やったかいがあった」感じかな。かく言う私も、久しぶりに素面でレーティングを打ってるし^^。ふだんなかなか対局しないから、こういう機会に打ってみようと、一応申し込みはするんですよねえ…

ところで大会の紹介ページに

参加者全員に、もれなく大会記念Quoカード(500円分)をプレゼント。
とあるんだけど、これは「本戦トーナメント」参加者なのかなあ。予備予選からの全員だとすると、ちょっと気前が良すぎる気もするんだけど…。

後日、確認してみます。

■ 後日 ■
なんと。予備予選に参加すればクオカード貰えるんですって! どわ~、びっくり。絶対あり得ないと思ってた私。まだまだ日本棋院を理解していないようです^^。

2007年08月03日

iza より「すがすがしかった小中学校囲碁団体戦」

iza というニュースサイトに「すがすがしかった小中学校囲碁団体戦」という記事が出てた。なんかこういう「一般」メディアに「囲碁」のことが載るとちょっと嬉しくなったり^^。

面白い、というか常々「囲碁の魅力のひとつ」と考えているのに合致する言葉。

勝っても「やった!」と喜ぶ子供はあまりおらず、素人にはどちらに軍配が上がったのか分からないこともたびたび。

思い出したのは。とあるバーのママ(なんか一気に記事の隠微度が増すな(笑))の疑問。

サッカーってゴールしたらダンス踊る人なんかもいるのに、ラグビーはなんでトライをとった人が黙々と自陣に帰っていくの?

そのときの自分の説明は未だに気に入ってる(笑)。

すなわち、サッカーのゴールというのは、最後の瞬間まである程度の「偶然」に影響を受ける。動いているボールを足で蹴るのである以上「当たり所」(柳沢のアウトサイド)とか、「たまたまキーパーの正面に」とか、「ちょっとしたずれ」でポストに阻まれるとか。そういう「偶然」を乗り越えてゴールを奪えば奪った本人に歓喜が訪れる。

一方ラグビーのトライというのは「トライの形」になればあとはもう必然であって、トライを「とること」が凄いんじゃなく、「トライの形」にすることが凄い。だからトライをした人自身の思いとは「やってやったぜ」ではなくて「やっぱりトライになるよな」という「確認」のような意味がある、と。

囲碁の勝敗も「確認」であるように思いませんか。相手の手が乱れれば「よ~し、やったぜ!」ではなく「なぜそんな風に打つんだろう?」と疑問に感じ、「それは即ちこちらの棋力が上回っているのだな」という「確認」。

負けるときも「うまくしてやられた」というよりも「そんな動きがあったのか」とか「相手の読みの能力に自分の読みが追いついていない」という「確認」。

「出会い頭の一発に沈んだ」なんて「ハプニング」がほとんど排されているのが囲碁の魅力だと思ってる。そして、参照元記事の「勝って大喜びする子が少ないという」現象も、この囲碁の魅力を表現していると感じるのです。

プロ棋士の小脳を研究して情報システムに活用

@IT に、掲題の記事がありました。

見た瞬間、思ったんですよねえ。と、何を思ったでしょうか?

  1. またいい加減なリリースではなかろうか?
  2. これまでの「脳に良い」と言い募る実験に飽きたのだろうか?
  3. 「棋士」は「棋士」でも、これはきっと将棋棋士の話だろう。

え~、答えは3番^^。サブタイトルが「理研、富士通が共同プロジェクトを開始」で、「富士通杯もあるし、理研の碁打ちも知っている…」と思っても、これは間違いなく将棋棋士の話だと思った。

で、実際もやはり将棋棋士の話^^。

こういうところでもたまには、ちょっと「第一感」に外れて貰いたいんですけどね…。

2007年08月05日

初心者時代から役立つ 16 の対局マナー

ま、どんな場合にも言えることですが、「マナー」とか「作法」は、基本的に「自然」なもの。なんか言葉にして列挙すると「うぜえ」感じがあるかもしれませんが、「丁寧」な気持ちを持っていれば細かいところで間違えても相手に不快感を与えたりすることはありません。

でも、回りの人が「当然」と考えていることに「違反」してしまうんじゃないかという恐怖心はありますよね。そういう「恐怖」で、十分に楽しむことができないのはとても残念なこと。

比較的一般的な「マナー」を、対局開始から終了の流れでまとめてみました。

尚、最近よく困るのが、私の石を私の碁笥にしまってくれる方が多いことです^^。そういう「作法」はありません。丁寧に見えても「作法」でなければ直してしまいましょう。

  1. 着席したら碁笥を動かす前にまず「お願いします」。
    半分洒落だけどウワテを上座に、の意識があっても良い
  2. ニギリで打つ場合、ウワテが白を握る。対等に見える場合は基本、相手に白を。
  3. 白を握ることになった場合、最低 10 子くらいは握る。
    尚、置き碁の場合の順番は下図(見にくい場合は、クリックで日本棋院の説明ページに飛びます)
    置き石の順番
  4. 石を交換することになった場合は、碁笥に蓋をしてから交換する。
  5. 初手着手前にもう一度「お願いします」
    もしかしたらクドイのかもしれないけど、まあ挨拶はあって困るものでもないし。
  6. 初手の着手は、何らかの意図(相手のことが大嫌いである、とか(笑))がある場合を除いて右上に打つ。小目に打つ場合は17の四。
  7. 初心者のうち、一手に1分というのはかなりの長考の部類。指導してもらっているときに長考になる場合「今、ここを読んでいる」と、長考になったことの説明をしても良い。
  8. 初心者のうちは「集中力の切れたとき」が基本的に投了のタイミング。五子以上の置き碁を打っているのならウワテに「投げた方が良いか」と尋ねるのもありだとは思う。
    互先の場合、白江治彦先生は「初段なら作って20目差というのは恥」とおっしゃってます。
  9. 最後まで打ったら整地する。「どうせ負けてるから整地は良いです」と言うのなら、最後まで打つ前に投了していないとおかしい。
  10. 投了時は「負けました」あるいは「ありません」。「投了します」とか「もういいです」という言葉はあり得ない
  11. 石を片付けるときは、基本的に相手の石を相手の右手側に集めるように片付ける。「礼儀」と考えて相手の石を碁笥に入れる人も多くいらっしゃいますが、そういう振る舞いにどう応えて良いのか困ります^^。
  12. 終局後は、石を全て碁笥に入れ、蓋をしてから碁盤の上に乗せながら「ありがとうございました」。
  13. 検討をする場合、検討を始める前に再度「おねがいします」。検討終了時はもちろん「ありがとうございました」。
  14. 検討を開始する場合、互先の場合は負けた側が検討開始の意思表示をする。置き碁の場合はウワテからで問題ないと思うが、シタテが「検討をお願いできますか」とお願いするのはもちろんあり。
  15. 検討中「黒がここに打てば…」という検討に対し「そう思ったんだ」は封印。なぜそこに打たなかったかの自己主張は許されるが「ああ、やっぱりね。そこだと思ったんだ」では検討にならない。また、基本的に「だって」「でも」も検討では封印しておいた方が良い。
  16. 遥かなウワテが検討に参加する場合、そのウワテが負け側を「本当はこう打てば勝っていたよね」と意見してくれることがある。血の気の多いシタテは「やっぱりねっ。このウワテ(対局相手)クズだ」という態度を示しがちだけど、所詮その手を打てないからシタテ。「ウワテ」に対しては常に謙虚であって間違いない。

尚、「石を交点に置く」「ハガシをしない」ってのは「ルール」ですから省いてあります。初心者時代にはよく見られる「違反」ですけどね^^。

2007年08月06日

昔作った、囲碁マナー検定

うう。自分でも4割8分ほど存在を忘れかけていました。前の記事を書いてから思い出しました。

昔、マナー検定を作ったこともあったんでしたねえ。今更ですが貼っておきます。問題文にちょっと言い回しが気に入らないものがあったりもしますが^^。

ちなみに「こばぴ」。

「Q6:着手した瞬間ヨミ間違いに気付いた時は?」に対して「相手に伺いを立てる」と回答しやがりました(笑)。まあ、明らかな間違いはそこでゲームが壊れてしまったりするから打ち直してもらいたくなることもある。でも取り敢えず、着手後の打ち直しはできないのが「ルール」でしたよね^^。

2007年08月07日

また週刊碁が読めるよ(^^)

note from shukan-go (igo weekly paper)週刊碁。「高尾本因坊の号を募集します」と告知しながら結局のところ号は師匠である藤沢秀行名誉棋聖が決定したということがありました。

個人的には「公募」なんてとんでもない話と思ってた。だから藤沢名誉棋聖の発案で決まったのはとても嬉しい。

但し、囲碁界オフィシャルペーパーの週刊碁で公募しておきながら、結局それを破棄するようなことになってしまったことは納得いかない。個人的な憤りで、何らかの釈明があるまで週刊碁は買わない、なんて記事を書きました。

「とりさん、とりさん」。

と、友人が見せてくれた週刊碁が写真(いつものようにクリックすれば拡大します)。お~、釈明されている。お~、仕事が早いじゃないか>週刊碁^^。結局の所、問題の所在がどこかという問題は置いておいて、「ノリ」の違いから生じた「誤解」だったってことかな>本因坊の号公募。

これでまた週刊碁が読める。「不買運動だ」と気張ってみたものの、読めないと自分が辛いんで困ったものだと思ってたんですよね(苦笑)。

「きっと釈明はなかろう」と思っていたことはお詫びします>週刊碁m(..)m。

ただ、何でもかんでも「ユーザ参加型」が良いわけじゃないと思いますです。「お前の言うことか」というのを除けて言えば、こういう企画には品位を持って、慎重な面も併せ持って対処して頂きたいと思うのですm(..)m。

プロの読む手、読まない手。

この手を読むようじゃプロ失格「これを読むようじゃあプロ失格ですね」とは高梨聖健八段。

うん。そうだと思ったんだよな。黒先白死の問題なんですけどね。恥ずかしながら私。計測不能に近い時間だとは言え、この図は「読み」ます。コンマ1秒は読まないけど、でも読むのは読む。

「たぶん強い人はこの図を読まないだろう」と思って質問。

「聖健先生はこういうの、読まないんでしょうね?」

これに返ってきたのが冒頭の返事。「小さい頃からやってますからねえ」と。加えて「とりさんもこれ、読まないでしょう?」と。読むんだよなあ。自分でとても悲しいけど、読んじゃうんだよ。

「ぼくも10年くらいしたら読まないようになりますかね?」。しばし考えた高梨聖健八段。「大丈夫。5年で読まないで済むようになるでしょう」。慰められたのか貶されたのか(笑)。

「授業中に質問がないと寂しいですね」と言う高梨聖健八段。でもたまに質問をすると思わぬ逆襲を喰らうこともあったりします^^。

「センセイ、ほんとに死んでますか?」
「いいですよ。とりさん、勝負しましょう。そのかわりぼく、強いですよ」

このやりとりは「まい・れじぇんど」です(笑)。

この手が打てない!

この手が打てない高梨聖健八段。授業時間が終わるとよく自らの実戦譜を並べてくれます。

これはちょっと古いけど7月23日号の週刊碁「これぞプロ!」に出た譜。ちなみに私、「これぞプロ!」はあまり見てません^^。「まあ部分的にそう打つよね」という細かなところが多くて、取り敢えず現時点の私の勉強にはならないのです。

ちなみに聖健先生の碁を紹介したのは山田規三生九段。「高梨さんとはよく飲みます。いいところを探してやろうと気合が入りました」。うん。そういえば二人の相合い傘も見たことがある(笑)。

で、図ですよ。今、聖健先生がツケを打ったところ。あ、相手は田原靖史六段。白の強いところで戦わず、調子のサバキを求める手という意味ですね。

ただ。この手はぼくたちも読んでみる。この局面、第一感が縦に二路上に寄った二間飛び。で、それだと味を消しそうな意味もあって、「それならば」と次に読んでみたくなるのはこのツケ。

# ま、どーせ私ゴトキには読み切れないんですけどね^^。

だから示されたこの手はわりと良いんだけれど、実はその前の手が打てない。前の手とは15の九のボウシ。一応「形」だからボウシは考える。だけど白が最強にツケで頑張ってきたとき、どうも良い流れが浮かばない。私ごときが流れを失えば、それはすなわちモチコミになりかねない。

だから私はハナヅケは打っても、その前のボウシは打たないわけですよ。しかしこの後の進行(週刊碁をご覧ください^^)ではボウシがあるからこその進行になるんですよね。

「先生、ツケは俺も打つかもしれん。しかしボウシ。あれが打てないんだよなあ」
「あはは。ツケよりもボウシが『素晴らしい手』だったかもしれませんね」。

むむ。まあそれくらいは認めるさ(笑)。

「でさ。何考えてボウシ打ったですか? 僕も打てるようになりたいんだけど」
「え? え~と、何も考えてません」。

くく。結構そうなんだよなあ。なんか自分の中で組み立てるストーリーが途切れるところ。そういうところへの着手について「なんで?」と食い下がると「そこには石があるものだと思いました」とかいう返事が戻ってくる(笑)。

「なんだよ~、それ~。考えてねえんじゃ~学びようがねえじゃねぇかよ~(;_;)」
「あはは。ぼくは子どもの頃からやってますからねえ」。

くそ~。確かに碁を論理「だけ」で打つのは、すごく遠回りだと思う。でもいつかそういう手、打ってやるからな~。

と、このところそんな思いもあり、若干対局数を増やしていたりするんですよね~(^^)。

2007年08月08日

Here Comes 武宮正樹 Tシャツ

Cosmic Takemiya T-Shirt @ Nihon Kiin

前まで吊してあるだけだったのに、大々的に売り始めましたよ(笑)。

海外囲碁イベントのお土産にはとっても良いかも。でも日常着るのは躊躇われる…^^? でも着てるときに武宮先生にあったりしたら、サインして頂けること、間違いないかなあ^^?

尚、昨日の時点での写真ですので、売り切れの際はご容赦ください^^。

2007年08月09日

囲碁落語の「まくら」

「おい、お前の右上の石、危ないぞ?!」
「危ないことがあるもんかね。ちゃんと二眼あるじゃねえか」
「いや、あぶないさ」
「あぶなくねぇってんだよ、わかんない人だね」
「いや、石が碁盤から落ちそうだってんだよ」

なんて話がありますね。囲碁ネタ落語のまくらで語られる話。



from torisan3500

これは「おめえさん危ねえよ。時計が落ちそうだよ」ってなシーン。友人同士の対局です。こりゃどっちかが切れ負けですね^^。

火曜日の宮崎教室では、対局時計を使ったり使わなかったりします。どういう基準で時計を使うのかはまだ不明。時間をかけた碁が好きな人に使ってもらってるのかな?

前回は私も時計使用。時計があると自分の考えたいところでは遠慮なく時間を使えるのが良い感じ。また、相手が長考しても「まあ、あなたの時間ですしね」と、苛つかずに済みます。

いつも10分20秒2回とかで、秒読みにならない碁を打っている自分を反省したりもするわけです^^。

# 「武宮Tシャツ、売れてますか?」と売店で尋ねたら…
# 「え~と…」と口を濁されてしまいました(笑)。

# でも今発表しよう。こばぴは武宮Tシャツを買いました^^。

週刊碁切り抜きへのアクセスが多い件。

週刊碁で、高尾本因坊の号を募集しながら、結局は藤沢名誉棋聖の命名となった件。

いえ、拘ってるんじゃなくて、前に書いた「また週刊碁が読めるよ(^^)」の記事。ここに掲載した週刊碁の切り抜き写真へのアクセスが非常に多いんです。

やっぱり「何やっとんじゃ、週刊碁!」とか「面白そうな企画だったのにどうなっちゃったの?」と思った人が多かったんでしょうか。

先の記事の画像をクリックして頂くと flickr に飛んで大きな写真をご覧いただくことができます。でもせっかくですからわざわざ飛ばずとも読めるサイズで再掲しておきますね。

note from shukan-go (igo weekly paper)

# 載せて良かったですね^^>週刊碁

こばぴに互先で負けた件。

調子に乗ったこばぴが「あれ? ブログに書かないの?」とか何とか言う前に書いておこう。

え~、こばぴに互先で負けました。

空き時間の遊びのつもりで打ち始めた私。こばぴと互先。握ってしかも私が黒。両高目から思いっきり戦う意欲的な(笑)布石。で、私が好戦的な布石を敷くと必ず入ってきて戦うこばぴ。今回も入ってきて青息吐息。そのままぶっつぶして終わりのはずが…

「とりさん、久しぶりに如何です?」と教室仲間。私に一度だけ九子で勝ったことがあるんだけど「もう一度勝つことができれば石を減らします」と、一方的に手直りを拒否した私になかなか勝てないでいる方^^。

「あ、そうですね打ちましょう」。そう返事をしつつ、二面にすると一方が互先の黒。もう一方が九子局の白ということになる。実は私、この「色違い二面打ち」が驚異的に苦手なんですね。碁は当然ある程度のヨミや方針に基づいて打ち進めるわけですが、色違い二面打ちだと一手打つ毎に思考がリセットされてしまう。

「すみませんが、もうちょっと待って下さい。今こちらを終わらせますから」。

そう言ってこばぴとの方を強引に攻めに行くんだけど、こばぴがなかなか粘る^^。「じゃあ仕方ありませんね」と、結局は色違い二面打ち。

九子の方はきっちり勝たせて頂いたんですが、こばぴとの碁の方、作って盤面十目も負けました(涙)。

くぅ。言い訳と言うなら言え。しかしこの「色違い二面」だけは絶対の言い訳にさせてもらうぞ。俺は確かに君に一度互先で負けた。それは認める。しかし今回の負けは 0.3 敗くらいにしとく(笑)。

# 今度「すんごい」目にあわせてやるからなっ。

2007年08月14日

日本棋院でコンサートちらし?

concert leaflet日本棋院に置いてあったチラシ。いつものようにクリックで拡大します。

「心の唄 ~ 共に生きる」。

最初、棋院に通っているおじいさんかおばあさんが持ってきて、棋院も付き合い上断れずに置いているちらしなのかと思った。

「どんなちらしなら断らずに置いてくれるんだろうな」と見てみると「ゲスト:小川誠子六段」^^。

ってか主催者(?)の「木谷正道」とおっしゃる方。「あの」木谷一族の方なんですね。なるほど。

詳細はウェブに出ています。

2007年08月15日

日本棋院囲碁学校対抗戦

たぶん「ちょっとした思い(違い)」が日本棋院にあったのかな。次の日曜日、「第一回 日本棋院囲碁対抗戦」ってのが、市ヶ谷本院で行われます。

「教室」ってのは結構「微妙」なバランスで成り立ってるんですよね。もちろんたくさんの「友達」ないし「仲間」と一緒に碁を打ってるわけだけど「あいつは嫌い」とかそういう関係だってある^^。見た目がどうしても受け入れられない人とか、立ち居振る舞いがどうにも気に入らない人とか、あるいは「あいつの碁だけは勘弁!」って関係だってある(ちなみにぼく、おじさんは基本的にみんな大好きです^^)。

なので。

「教室対抗」と言われると「う~ん、もしかしてあいつと『仲間』扱いになっちゃうわけ?」とか考える人だっていると思う。ま、そういうのは「大人としてどうよ」という意見はもちろんある。でもそういう「思い」を抱く場合、抱く人は「大人」としての振る舞いをそもそも放棄しているわけで^^。

そんなわけで、輝く「第一回日本棋院囲碁学校対抗戦」は、ちょっとメンバーが「想定より少なめ」だったのかもしれない。知り合いの職員から「とりさん、もう〆切過ぎてるんだけど出て」と言われた。

私。出るとすれば「火曜進級コース」(宮崎教室)で出場するわけですよ。

「宮崎先生。あのさ。次の日曜日、棋院に来るの?」
「とりさん、なぜですか?」
「いやさあ。なんか大会があるらしいんだけど、先生が応援に来てくれるなら出る」
「え。えと、私、なんか仕事があったような気が…」
「ふ~ん。まあ、3%くらいは冗談だから、いいよ、別に」。

相変わらず「厚かましい馬鹿」な私は、そんなやりとりで「キャラが立つ」ように心懸けているわけですよ(笑)。宮崎先生は本当はいらっしゃらない予定だったみたい。

でも、30分後。宮崎先生がマイクを持った。

「え~、さきほどとりさんが言ってた件です」宮崎先生は続ける。「私、突如日曜日の大会の審判をやることになりました」。

え~と、先生。俺、相当「悪い子」だね(苦笑)。そうまで言って先生がいらしてくださるなら出ないわけにはいかない。

「アシスタント君、君、俺の名前とか書いてエントリしといて」
「はいっ。承知致しましたっ。もちろんですっ」

いや。誰か俺を止めてくれよ。俺だって関西人系の血が騒ぐからしょうがなく「歯止めのきかない馬鹿」を演じてる部分もあるわけで…(苦笑)。

そんなこんなで。「第一回日本棋院囲碁学校対抗戦」に、宮崎教室の一員として出場することになりました。個人戦の大会に出場するのは、運良く優勝した(^^) J-COM 杯以来。

「とり、なんか変な気合が入ってるみたいだから、当日はあたりたくねえなあ」とは、別教室に通う友人の言葉でございました^^。でも J-COM 杯のときとはちょっと意識も違って「勝ってやる」の気持ちがさほど強いわけではありません。ま、「久しぶり」を楽しみたいなあと考えているのです。

誰か、ペア碁、でまい?

もう結構間近に迫ってきた(当社比)ペア碁の大会。ここ数年ペアを組んできて、一度はともに3位入賞を果たしたこばぴが今回はエントリ辞退。

え~と。結構個人的には既に「出場するぞっ」気分満開なわけなんですが…。

誰か、出ませんでせうか^^。今年、本当はBクラス(去年までより1つ上)に出ようと思ってたので、(大会ランク)3級~1級くらいの方ってのがベストフィットではございます。

でもBで出ようと思ったのもとくに理由があるわけじゃない。「八段の女性」とか、あるいは「3ヶ月前に碁を始めましたよ、私」なんて方でも大歓迎でございます。

どなたか人助けと思って、一緒に「大会を経験してみよう」なんて思う方はいらっしゃらないものでしょうかね?

もしいらっしゃるような場合には、ぜひともご連絡頂ければと思いますです m(..)m。

超・短手数で気付くこと。

前にとあるインストラクタと打ってたとき。

どうも白が頑張りすぎていて、少なくとも白が無傷で場を治めることは不可能であるように思えた。そのときに「白が無傷で場を治めるなら投了しますよ」とエラソーなことを言って、そしてインストラクターのたった一手を見て「負けました」と投了した話は何度か書きました。

「ひ~、俺は一手も見えないのかよ」と大いに驚いたんですが、最近あった類似体験。

ある(超)高段者がネット碁を打っていたわけですよ。さすがにその(超)高段者、みるみるうちに形勢が良くなっていく。「こうなったら碁は終わりだね」とか他の観戦者と話してたりした。

するとその(超)高段者ですよ。「とり、今優勢だからちょっと代わってみ」とか言って交代。げっ。「いやその」とか言うと「うん、今かなり優勢だからさ」と。優勢は間違いなくて、しかも私の手番なんですよね。

「よし」と一手打ってみた。相手は「ここに受けるかなあ」と思ったところに受けてきた。でも「そこに受けられると細かくなっちゃうよなあ」と思ってたところでもあった。

で、次に打つところを探す。探すけど「良い場所」がなかなか見えない。しかたなく「こんな塩梅」ってところに打ったんだけど、打った瞬間に自分が非勢になったことに気付きました(苦笑)。

私、三手で必勝の碁を壊す奴、です。

いやあ、なんか驚いたな。きちんとした計算で、バランスを保っている碁ってのは崩れやすいものなんですね~♪

と、書いて、自分のヘボさは棚に上げておきたいと思う私なのでした。

2007年08月18日

棋譜並べ:矢代久美子-池田彩子

いや~、最近頭の状態にかかわらず海外サーバーで打っていて、またちょっと悪い癖(天元ジマリとか…)が出てるんですが、面白いように負けます(笑)。

ま、負けるのは弱いから負けるんだけど、大和証券杯のこともあり「困ったもんやな」と考え中。天元ジマリなんかにしても「ふざけている」わけじゃなく、その時その時では結構まじめなはずなんですけどね…。

それはともかく。

先日また「どうやって棋譜並べをしてますか」ということを尋ねられました。な、わけで「碁ワールド」に出ていた矢代久美子五段と池田彩子五段の棋譜を、「並べつつ何を考えているのか」を意識しながら並べてみました。

  1. 大竹先生の解説記事を読む
    この大竹先生の記事はほぼ1つだけにポイントを絞っているので、そのポイント解説は納得するまで読みます
  2. 初手から百手目(第一譜)を MultiGo 上に並べてみる
  3. 並べる上での「まとまり」を考えてみる
    今回は黒 69 までを一区切りとしました。そこから一応「争い」の形になります。
  4. 69手までを覚えようと、MultiGo の Tutor Mode で並べます
    今回は百手までを並べた時点で 69 手目まではほぼ覚えていました。
  5. 終局図(189手)までを MultiGo 上に追加して並べていきます
    いつもそうかはわからないんですが、今回は 69 手以降の「意味」は、並べ終わるまであまり考えませんでした
  6. 69手までは覚えていますから、そこまでを Tutor Mode を利用しつつ並べ、今度はそこから手の意味を考えながら画面上で石の動きを眺めます
  7. 白108と黒109を見ると、ここで碁がわかりやすく終わっているように見えました。よってこの動きに付随する白 122 までを覚えました
    69手目までを覚えるのに、並べる時間を含めて5分くらい? そして 122 までを覚えるのに 15 分くらいかな? 時間を意識するのを忘れていたので不正確です。
  8. 白122までを何度か並べて、記憶していることを確認します
  9. あとは黒123からを数回眺めつつ「ここかな?」と「アテモノ」のように考えながら終了。何度か眺めるうちに覚えてしまっています
    ここまでトータルで何分だったかをチェックしておけば良かったのですが、失念しました。

と、今回は自分で棋譜を入力するケースでした。終わってから「たまに10分で総譜を覚えることもあるのに今回は時間がかかったなあ」と。それは私、多くの場合は棋譜を「とってきて」から覚えるからでした^^。自分で棋譜を入力していては、入力するだけで10分なんて経ってしまいます(笑)。

ところで大竹先生の対局者紹介。

池田彩子五段は個性豊かな碁で、自分なりの碁を打っています

いや、池田彩子五段の「個性豊か」さはあちこちで言われてることだけど、こういう紹介ってどうなんでしょうね^^。「自分なりの」って、まあこういう場に書くんだから褒め言葉のつもりも(少なくとも多少は)あるんだろうけど、読者からすると若干違和感があったりします。

本譜に関して、109 手目くらいで終わってはいねえだろ、という方いらっしゃいましたら、できれば解説付きでコメント頂けるととっても喜びます^^。尚、コメント頂く場合「公開するな」とご指示頂ければ公開しないようにしていますので、気になる方はおっしゃって下さい。ただその場合はメールアドレスを教えて頂かないと、お礼のメールも書けませんm(..)m。

また「てめえの棋譜並べはなんか違うっ!」ってのもあったら教えてください。自分では結構「効率よく」棋譜並べしているつもりなんですが、もっと棋譜並べから勉強できるようになるなら、それはすごい喜びです(^^)。

進歩のない私 ~ 石の形

no_progress.png先ほどの記事に書いた矢代五段と池田五段の碁。

私をよく知って下さってるかたなら「またかよ」と思われるでしょうが、今、矢代先生の打った黒37が私には打てないのです。と、いうか、左下の定石。定石を打った後、黒からどう打てば良いのかいつもわからない。だからここは相手に「全部おまかせ」。

もうここの形については一年以上同じことを言ってる気がするなあ…

掲載図のように「打つことがある」のは知ってるし、こう打ったのをみても「ふむふむ」程度にしか思わない(思えない)。でもどういうタイミングで、何を狙って、そして何をケアして打てば良いのかよくわからない。よーく考えてみると、この手について「何がわからないか」も明確ではなくて、だから諸先生方にもあまり質問すらできません。

ここがもうちょっとちゃんと打てるようになれば、ちょっと強くなりそうなんだけどなあ(笑)。

ところで本譜。碁ワールドの9月号に掲載されている譜なんだけど、下辺の池田彩子五段は二立四析。二立四析を久しぶりに見ました。ツメと、右下へのカカリに対する上ツケ。「そんなもん」なんだけど、二立四析に対する「冷静な対処」は覚えておくべきですよね。

以前二立四析の棋譜をいくつか並べたんですが、私がやるとたいてい相手の方が打ち込んできちゃうんですよね^^。そんで結構な確率で相手の方が潰れてしまう…。つまんないので打たずにいて、それで結構二立四析の打ち方を忘れてしまいました。

また、左上は黒からツケバネ定石になります。私、ツケバネを意識して打つようになったのは矢代先生の棋譜を並べるようになってから。ちょっと不正確な話になっちゃいますが、矢代先生の棋譜って、ツケバネ頻度がえらく高い気がしませんか^^? 矢代先生の譜以前に並べた譜ではさほど出てこなかったように思うんだよなあ…。

棋譜並べタイムトライアルやってみました。

棋譜並べタイムトライアル棋譜並べタイムトライアルってのを初めてやってみました。

初めてのトライアルに 294 手の作り碁で、かつこれまで並べたことのない二人の棋譜ってのはどうかと思ったんだけど、今月号の碁ワールドに載っていたのでしょうがない^^。尚、普段は並べた棋譜は絶対覚えるようにするんですが、今回の譜、かなりそそらなかったので100手までの記憶で勘弁してください。

# 尚、譜は100手目までとそれ以降に分割されています。

で、左の譜は向井芳織初段と吉田美香八段。女流プロ最強戦1回戦の譜。

まず、100手を MultiGo 上に並べるのに5分30秒かかりました…。これは結構ショックです。前にも書いたように、150手くらいの譜ですが、場合によっては覚えるのに5分しかかからないこともある。今回は覚えるんじゃなく、紙面を MultiGo に移すだけで5分30秒…

さらに今回は、100手まで覚えるというのではなく、294手まで一気に並べました。

で、途中コウもあったりするのと、紙の譜を並べ慣れていないということで許して欲しいんだけど、全部 MultiGo 上に再現するのに 41 分かかりました…。途中間違いがあるのを発見して戻ったりしたからなあ(涙)。

まあ碁ワールドに書いてある基準だと「初段90分以内」ってことだから、まあ一応許容範囲? さらに私、初めて総譜を並べたときは3時間以上かかったから、まあそれなりに進化はしているということで…。

で、全部並べ終えた時点で、ちょっと個人的モチベーションの問題もあり、100手まで限定の記憶に取りかかります。

結論からいくと、100手までを覚えるのに6分かかりました。普段の私はどこかで入手した棋譜の暗記から入りますから、普通はここから「棋譜並べ」が始まることになるんですけどね。今回は紙から移したから最初に 41 分も「損」してる…

で、次に覚えたと判断した時点で、100 手を並べる時間を計測しました。1回目は2分10秒、2回目が2分ちょうどという感じでした。

えと、これが「棋譜並べが好き」を公言していて、「結構棋譜を覚えているんだね」と先生方に言われるヘボの棋譜並べ時間です。「棋譜並べを初めてみよう!」と思ってる方の、何かのご参考になれば幸いです。

2007年08月19日

ビバ! お買い得セット!

あ、ごめん。「ヒバ お買い得セット」だった。

shop @ nihon kiin

今日も東京は暑かったね。

日本棋院は8月26日まで、セールスやっているそうです。

今日も40万と50万の碁盤が出てたから「宮崎先生、十三路盤九子局で勝負だ!」と勝負を持ちかけたんだけど、却下されました。「十九路ならちょっと考えたんですけどね」と宮崎先生。

はいはい。おらぁ、すごく弱いぜ^^。

個人成績第三位の賞品は「梅沢由香里エコバッグ」

今日の大会。個人大会なんだけど、教室毎にも成績をつけるという変則大会。

私、個人戦は最後に優勝した人に負けて3位(スイス方式)。最後に打った人は3つくらいのウワテに感じたなあ^^。

で、個人部門3位のおみやげ。じゃ、なかった、商品。これも違う。賞品。

shop @ nihon kiin

梅沢由香里エコバッグではございました(^^)。

火曜進級コースの教室毎成績は第2位!

Cグループでさ。優勝した人がいましたよ>火曜進級コース。すごいじゃんね。

そのおかげで(私は当初の意気込みに関わらず3位だったんだけど)、なんと教室毎成績では「第二位」ということになりました(^^)。

商品は山下敬吾棋聖揮毫入りコーヒーカップでありました。

a cup and a saucer with yamashita 9p's writings

う~ん、「格好良いか」と問われれば「微妙」かもしれないけれど。個人的には大変嬉しゅうございました。

日本棋院囲碁学校対抗戦 結果

3rd place for an igo competitionこの前、とある投稿で実名をまんま載せたら驚かれてしまったので、今回はモザイクしてみました^^。

で、結果はご覧の通り4勝1敗で3位。最後負けた人は3子くらい上の人かと思った。強かったなあ。

で、かる~く振り返ると。

2、3回戦はめっちゃ細かい。2回戦が 1.5 目で3回戦が 7.5 目。まあ7.5目は細かいと言わないのかもしれないけれど、実はもうちょっと優勢な感じがあるところからここまでに詰められてしまったので汗だらだら。

4回戦は土曜日のサロンに通われているおばさまとだったんだけど、このおばさまとの対局が一番痺れた。「私は攻め気が強くて地ができないのよ」なんて和気藹々と打つんだけど、なかなかどうして「攻め気が強い」ってより、本当に強い。

「う~ん、やべえなあ。この人本当は五段くらいある人なんじゃねえのかなあ」なんて汗と一緒に涙まで出てくる始末^^。中盤で相手の方の「素早い諦め」のおかげで数子がモチコミになって「ああ、これでようやく勝った」。なんか久しぶりに「ほんまもんの攻め」(当社比)を見せてもらった気がしたなあ。

で、これは「日本棋院の大会」だったせいなのか、そう言えば「すごい悪力(当社比)」という方がぜんぜんいらっしゃらないのも特徴だと感じました。おかげでいずれも気持ちの良い碁を打つことができて個人的には大満足。

「教室対抗なんてさ。ちょっと企画倒れの臭いがあるかもよ?」なんて思ってたんだけど、これは良い大会でした(^^)。

ハッピー・マンデーの十数級なんて人も大会に出ててね。「大会なんてものに出る機会を与えて頂きまして」なんておっしゃりつつ、喜んでいらっしゃいました。そういうの見ると嬉しくなって、そしてちょっと悔しくもなりますかね。

朝から五局ってのは、相当に疲れましたが、でも楽しい一日でした。

2007年08月21日

ぼくはこばぴに厳しすぎるのかもしれない。

こばぴの、プロ棋士との九子局を見てショックを受けた私。高梨聖健八段に言った。

「先生。ぼくこそが『読まずに打つ碁打ち』世界一だと思ってたのに、こばぴははるかにその上を行きます。読むべきところで全く読まない。あやふやな記憶にのみ頼って打つ。馬鹿です。こばぴこそいろんな分野で世界一です」。

高梨聖健八段応えて曰く。

「とりさんはこばぴさんに厳しすぎるのではないですか? こばぴさんも強くなっている印象を受けますよ?」。

ちょっとショックだった。実はこばぴの九子局を見た直後、限界くらいに強いアマ高段者にチャットを送ったんですよ(先方もこばぴの碁を見てた)。

「読まなくちゃいけないところで全て読まずに間違いを打ってる。ショックだ。思っていた50倍くらい弱いように感じた」。

その高段者応じて「いや、これが今のこばぴでしょう」と。

そのやりとりのとき「う~ん」と考えたのです。「そうか。これが今のこばぴか。俺は幻影を追って、むしろこばぴに可哀想なことをしてきたのかもしれない」。

話戻って高梨先生との話の後。こばぴに言ったんですよ。「昨日も高段者と話したら、あれが今の君の力だと言ってた。もしかして俺は間違っていたのかもしれない」。

なんか珍しくほのぼのした展開でしょ? もしかするとここから相互理解の涙を流しつつ夕日に向かって走りそうな展開。

でもこばぴがきちんと落としてくれました。

「とりさん。その高段者の人。さっき会ったんですけど」。あ、会ったのか。もしかすると俺よりこばぴを理解してそうな高段者だな。

「その高段者の人ね」とこばぴが続ける。「私に向かってば~かば~か変な手ばかり打ってば~かと言ってました」。

え~、お後がよろしいようで。

な、こばぴ。結局みんな「ば~か」って思ってるんだから、しっかり勉強せえよ(笑)。

真夏の夜の「悪」夢

真夏の夜の夢長く同じ夢にうなされたことがありますか。

私の子どもの頃ってのは、まだ「宇宙開発競争」というのがある時代。アポロ計画も現在進行形で、メディアでも頻繁に「宇宙ネタ」をやってました。

その幼少の頃の悪夢。それは宇宙空間で誰かにぽんと背中を押されて、永遠に同じ方向に漂い続けるって夢。これは相当に怖くて、半年くらいこの夢に悩まされました。そして自分の貧困なボキャブラリでこの夢を説明できないと、夜中に泣き叫んで起きる私に理由を問う親に何も言えなかった。だから親もかなり心配したみたいだった。

青年期の悪夢は恥ずかしいから書かないけど(笑)。

大人になって最も長く悩まされた悪夢は図の「打ち込み」(大笑)。碁を始めて1年くらいの頃だよな、確か(このネタは何度か触れたことがあります)。ある高段者に揉んで貰ってたんだけど、私の打ったのが図の打ち込み。

この打ち込みはまさに「打ち込みの代表」みたいな手。だから相当の初心者でも知ってるわけだけど、当時の私は知らなかった^^。それでこの打ち込みがそのままモチコミになってしまったわけですよ(笑)。

局後に相手の高段者は当然「良い打ち込みでしたよ」とおっしゃってくださいます。「この打ち込みはある手ですからね」と。でも、一般的にはある手でも、自分が読めないで打ったならそれは「ない手」「恥ずかしい手」なわけですよ。ウワテに対してなんて失礼なことをしてしまったんだと、本当に恥ずかしくてたまらなかった。もう打った直後から「これはくるな」とわかってた。

そして案の定。結局私はこの打ち込みを3ヶ月にわたって夢に見ることになりました^^。ずっと打ち込んだ瞬間を夢に見続け、そのたびに汗びっしょりで目覚める(大笑)。

昨日、久しぶりにこの夢を見ました。打ち込みをかまして驚くまでは一緒。で、その後相手の高段者の方と一緒になって「と、この手を読めない自分がいましたよねえ」と和気藹々と笑ってた。

なんか、いい夢だったなあ(^^)。

アマチュア本因坊大盤解説は「本因坊秀神」

8月24日~8月26日まで日本棋院で開催される全日本アマチュア本因坊決定戦全国大会。

26日決勝は大盤解説付きで、解説は本因坊秀神(^^)。

night at nihonkiin

大和証券ネットレディーズを見に行った方はご記憶でしょうが、高尾本因坊、結構解説が面白そう。

わりとマイナーなイメージ(失礼^^)から、一気に頂上に駆け上った高尾本因坊の解説を聞く機会、結構少ないんですよね。

ただ、アマチュアの碁なので、あまり厳しいことはおっしゃらないのかもしれません… でもプロアマ本因坊決戦があるからここで叩きつぶしておくとか…(笑)。

日時は8月26日、13時30分からだそうです。

# でも、日曜日に棋院に行くと、週に四日も通うことになっちゃうんだよなあ…

2007年08月22日

宮崎先生にノセられる私 ~ 三子局の打ち方

三子局を打ちました。下の図は序盤。

三子局

私ね。初手はまあ必ず小目です。で、高ガカリはツケヒキを選びます。二子のときは初手小目で相手の空き隅星に対してはシマリを打つ私。それが不利だとは感じないんですよね。

でも三子で高ガカリにツケヒキが決まると、さすがにやや不利に思えます。でもハサミで打つと、相手の手も含めて「責任が持てない」。

「先生、これ、ツケヒキはさすがにダメとしたものですかねえ」。そう宮崎龍太郎六段に尋ねてみました。先生曰く「私は打ちません」。「でも石田先生はツケヒキを打って悠々と勝ちますね」。

お~っ。石田先生かよ。そう言えばシタテゴナシが得意という噂も聞いたことがあったかな。

で、ツケヒキが一段落したら右上にカカリを打ったんだけど、まあ打ちながら「これはさすがにゆっくり打ち過ぎなのかもしれないなあ」とか。

なんとか左下のカカリに回って、相手の一間低バサミに対して三々入り。

「とりさんは本格的ですね」。

宮崎先生の黄金の一発ですよ(笑)。へぼ碁打ちが「シブトイ碁」とか「厳しい碁」なんてのを目指すのは難しい^^。それもあって私は「本格的」を(一応^^。かつ、当社比^^)目指してる。先生に「本格的」なんて言って頂くとお腹いっぱい(^^)。

白からはAもあれば、今瞬間的にBのカカリも大きい。さらに黒「▲」が変なところにいるし、白「▲」には味がある。

「要するに手合いが違うんじゃねえの?」と言われるかもしれないけど。三子局に関してはこんな風に打ちたいんですよね…。

その昔は「置き碁なんだから」と薄く打ち、そしてウワテの方々にも「まあ置かせ碁は頑張らざるを得ませんからね…」なんて慰めを受けて「そんなもんだ」と思って打ってた。

でも身の回りに「そうでもないんですよ(そんなに無理をせずとも打てるんですよ)」と言葉や態度で示してくれるウワテの方が大勢いらしたんですよね。そして私レベルだと「ヨミが抜けた!」という碁よりも「そうか、そちらが大きかったか!」なんていうことの方が理解しやすい。

私もいつかシタテに「わかりやすかったです。ありがとう!」な~んて、言われてみたいのでした(笑)。

2007年08月24日

コンピュータと囲碁

先日、高梨聖健八段が「今、コンピュータ囲碁の棋力ってどんなもんですか?」と言っていた。「三段くらいですか?」と言う先生を見て「ほ~、やはりまだまだ囲碁において、プロはコンピュータ碁に興味がないんだなあ」と。

言うまでもなく現状。初段もない。初段認定されているのもあるけど、トータルに見て初段はないんじゃなかろうか。もちろんいわゆる「日本棋院初段」の話です。

で、実は今回そんな話とは関係なく。ちょっと本を探していたら面白い表紙を見つけたので載せようと思い立ったのです。

Binary Hacks ―ハッカー秘伝のテクニック100選
高林 哲 鵜飼 文敏 佐藤 祐介 浜地 慎一郎 首藤 一幸
オライリー・ジャパン (2006/11/14)
売り上げランキング: 2763
おすすめ度の平均: 5.0
5 大工さんにおける電動工具の紹介本
5 当然教科書ではない。でも、とても参考になります。
5 バイナリアンの基本

え~、私にとってはそれなりに興味のある本なんですが、ここを読んで頂いている方のほとんどには興味のない本ですよね^^。

囲碁は「数学」とか「コンピュータ」などと親和性が高いと考えられているのかもしれませんね。

2007年08月27日

高尾解説@アマ本因坊大会

前日に「お友達」らしい潘善琪七段とNEC杯を打った高尾本因坊の大盤解説。絶対に飲んできているに違いないぞという噂が流れr中、いつもよりちょっと色黒モードで登場した本因坊(笑)。あれは「夏」による黒さなのかそれとも…^^。

左下は白が悪いでしょうまあともかく無事に大盤解説会。

「う~ん、左下は手順をを変えてみると、白が抜かれている分黒が明らかに良いということになるんでしょう」という解説から開始。

手がやや進んだ下辺での進行(棋譜は日本棋院ネット対局場にあります)。「う~ん、このツケは格好良いですね」と高尾本因坊。「ツケには伸びるくらいですから、それからAと出て行けば、石を裂いていることになりますね。こういう『調子』をぜひみなさんにも勉強して貰いたい」。

そう言ったあと、ちょっと考え込む本因坊。「う~ん、一緒かなあ」と。つまり黒Aには白Bくらい。それから付けても結局同じ形になる。「でも。ツケから行く方が絶対強そうですよね。相手にビビリが入ります。そういうのが大事なんですよ」。

そうそう。そういうの、大事だよな^^。

さらにこの下辺から中央一帯の一連の動き。黒39の並び(12の四)を「ここはこんなに力を溜めるところではないのでは?」と疑問を呈した本因坊。しかし白40のカカリ(17の十四)に手抜いて中央に襲いかかった黒を見て「なるほど、これなら先の並びは悪い手ではありません」。

「そもそも瀧澤さんはごつい人なんですよ」と本因坊。当然碁の話だと思って聞いていると「彼は対局中、2リットルのペットボトルを置いて打つんですよねえ」と身体の話。一度打ったことがあるらしいんだけど「実はそれしか覚えていません」。

そんな話をしているときに飛び出したのが洪さんのダブルツケコシ。

takaokai2.png「ツケコシ連打はちょっとまいりましたね。ここで白の注文にはまるのはいやですねえ」と検討する本因坊。実戦は結局白の注文に乗ったわけですが、なんとか打開する方法はないかと検討。

「Aに継ぐのはどうでしょうね? でもBが利いているところでAと継ぐのは変なんでしょうねえ」。

「ああ、そう言えば利いてるところを継ぐのは変だってよく言われるよなあ」と会場が納得しかけたその刹那。「ぼくはこういうところ馬鹿みたいに継いでいるのが好きなんですけどね」と本因坊。

ああ、そうだよ。高尾本因坊は絶対そうだよと客席はより強く納得^^。

まあ結局。ここで黒にうまい手がなく、白の注文通りの展開になって「これは白がうまくやったんでしょう」ということで会場全体が白モチ。そして白優勢のままヨセに入ると「ま、ぼくはヨセは嫌いですから」と言いながら大いに雑談モード。

「う~ん、雑談ばかりしててもなんですから数えてみましょう」と数えて「意外に細かいけどやっぱり白」。でも気になるからまた目算してみますと言って数えると「結構細かいですね」。「黒も結構頑張ったんですねえ」と言いつつ「では本気の目算をやってみます」と「ここは十二目と半目と三分の一目が」と言ってると聞き手の向井初段が「先生、もうわからなくなりました!」。

う~ん、向井さん、そうなんですか~。ところで王銘エン先生の『王銘〓これを伝えたい〈1〉ヨセ・絶対計算―あなたは「一目」を理解していますか? (MYCOM囲碁BOOKSシリーズ)』は読みましたかと話を振りつつ本因坊。

あの本ねえ、難しかったけど頭を痛めながら読破したんですよ、と。そして「これは素晴らしい」と、ヨセの問題を王銘エン先生に持っていって見た。

「先生。先生の理論ではこのヨセの大きさをどう判断するのでしょうか。どちらが大きいのでしょう?」と問うてみた。それに対する王銘エン先生の解答は「う~ん、見た目、右が大きい」。「ぼく、それを聞いてがっかりしちゃいました」^^。

そんな話を挟みつつ。何度目かの「本気の目算」を経て「半目みたいになってきてるけど、白かな」ムード。でも最後に0目計算していたところに黒地が付いてしまって「ああ、こんなところに地が付くのか。こんなところ見てなかったなんてなんて相当馬鹿です」ということで黒の逆転勝ち。

「なんかお二人ともぼくの何倍もヨセがうまいですね」と締めくくり(笑)。

この前も書いたけど、「一気に駆け上った」高尾名人・本因坊の解説をあまり聞いたことがない。でも先日の大和証券レディースでのゲスト出演時解説は結構面白かった。その再現を期待して解説を聞いていたのですが、期待が裏切られることはありませんでした^^。

終わってみれば「雑談会」の印象が強く残った人もいるかもしれないけど、手どころでの「解説」は面白かったですよね(^^)。

アマ本因坊決勝大盤解説会

結構多くの方がいらしてましたよねえ。

amateur igo title game

でも実は私。11時くらいに行かないと入れないのかと思ってた。と、言うのも「少女フレンド」以来(当社比)じゃないかと思える「全プレ」(笑)。来場者全員に高尾本因坊揮毫扇子を配るという太っ腹企画。

a fan with Takao Shinji's autograph

もしかすると「本因坊 秀紳」なんて書いてあるのかと思ったんだけど、それはなかったな。

尚、「次の一手クイズ」は商品を貰ってきた(これはいろいろあったので別の記事に)んだけど、それはS材屋に忘れてきちゃった(笑)。

でも個人的にとってもナイスなお土産ゲット。

autograph from Ishikura Noboru 9p

以前お会いしたとき「次にお会いする時は本持ってきます!」と約束しておいた^^。石倉先生の入門書を探したんだけど、結構教室の人にあげてしまっていたので、取り敢えず「最新刊」ということで。

前も書きましたがこの本、面白かったですよ。

東大教養囲碁講座―ゼロからわかりやすく (光文社新書 309)
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光文社 (2007/07)
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5 大人のための囲碁入門書。「ナナメにご用心」は『暗黙知から形式知』の好例
5 今度こそ囲碁の実力アップができそうな予感

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