私が一瞬はまった私自身のジジイギャグ。
リアル碁のときなんだけど対局相手が決まって。それで「互先」で、かつ相手が「年上」の場合。「さあ、にぎりましょうか」ってことになって、私が黒を持つのは当然。ただ、にぎりそうになった刹那に「あ、すみません。席が逆でした」と相手の方に伝えて席を替わって頂くのです。
相手の方。棋力はともかく、私の碁界における知識量は認めて下さってます。だから私が「ああっ、席が逆だったっ」と言えば「何らかの理由がある」と思ってくださる^^。
席を替わって後、「とりさん、今席を替わったことにどういう理由があるのですか?」。「誠に申し訳ございませんでした。そちらが上座でございました」。
結構「瞬間芸」としてはウケたネタなんですけどね。あんまり面白くないっすかね(爆)。
んで、本題の碁笥の話ですよ。
先日、李昌鎬と朴永訓の富士通杯決勝。彼らは握った後、蓋をそのままに碁笥だけ交換したという話を書きました。
今日、と、ある棋士とラッキーなことにその件について話をすることができました。
棋士曰く。「日本でもたまにありますかねえ」。え、そうなの? と私が問えば「たまに余裕のないときがあるんですよね~」と。ああ、なるほど。「余裕」の問題もあるんだな。「ただ、そういうのを『マナー』としているのは日本だけなのかもしれませんね…」。相手の棋士も海外事情についてはとくに言及することなく「マナー」を表立って言うのは日本であることが多い、という一般論で言っています。
「そういえば」と、その棋士。マナー談義で私が上のジジーギャグを紹介したお返しに話してくれました。
「上座が白」という対局があって、その際に双方座り間違えてしまったことがあったそうな。それで定められた色(黒白)を逆に数十手手が進んだらしい。私には状況がわかんないけど、大手合かなんかなのかな? それでしばらくして「おかしいんじゃないか」と気付いたらしいんですね。結局その碁はクズして打ち直したって話。
プロ棋士に対してね。「このネタはどうだっ」と、仕込んだ後に勝負をかけにいくと、たいてい逆襲を喰らいますね(笑)。まあ単純にネタで勝つよりも、面白い話を教えて頂いた方が、より、勝った気になったりもするわけですけどね(^^)。
