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読む手と読まない手

いずれも初級者向けの問題です。

どちらが難しいですか?

右と左、どっちが難しいですか?

私の感覚としては、右側は「見れば答えがわかる」感じ。左の問題はコンマ何秒であっても「読まなくちゃわからない」問題なんですよね。

「聖健先生、この左の問題、ちょっとくらい読みませんか?」と問うてみれば先生は「読みません」。む~ん、やっぱりそうなんだろうなあ。

右の問題について読みがいらないというのは、おそらく放り込みからオイオトシの問題なんてのは数百問も解いているからだと思うんですよね。だから見れば勝手にカタチが浮かんでくる。まあ頭は働いているんだけど、「読む」ように「積極的」に働いているんじゃなくて、なんというか「消極的」に働いている感じ。「受動的」というべきかな。

左の問題は「よくある」というより「考えれば解ける」感じの問題で、とくに問題としての「類型」はないと思うんですよ。だから自分の頭の中にパターン化して入ってない。だからいちいち読んでいかなくちゃいけない。

プロ棋士の場合ってのは石の形が「問題」パターンとしてではなく「囲碁語」のようなイメージで入っているんだと思うんですよ。だから高梨聖健八段は左の問題もまったっく読む必要がない。

ちょっと「違い」を感じた(ように思った)瞬間でした。

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