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広いヒラキとミニ中の両方を打つ!

両方打つ先日の富士通杯準決勝、依田先生と同じカタチから。ちなみにこの譜は小林覚先生とチャンハオ。

「これ、面白いね。両方打てるんだね」という私の感想に、速攻でとある高段者のツッコミ。「へ~、君ほど棋譜を並べてる人がそういうこと言うんだね~。しかも小林覚先生が打ってるのに、それでも言うんだね~」。

くく。そいつぁ俺が悪かったさ。悪かったけどちょっと言い訳もさせてくれよぉ。

あまりに低レベルなことを言うけれど、実は私、「カカリ」からの「変則型」ってなかなか打てなかったんですよ。星にカカリを打って、相手のウケに辺の星に飛ぶという打ち方も日本棋院初段を名乗る頃まではあまり打ってないんじゃないかなあ…。

「そんなに一般的なカタチを変則と呼ぶな」と叱られそうなんだけど、自分では「後の打ち方」がぜんぜんわかんなかったんですよね。その後の相場みたいなものが分からずに打つのは「勢いだけ」みたいな気がして、そういうのが一番嫌いだったし…。知らずに打って勝った負けた言うのって、なんか碁じゃないみたいな気がするんですよねえ。それが故に手が縮こまってしまう欠点もあるんだけど。

そんな私だから「ミニ中国流」ってのもずーっと放置してた布石だった。てか、そもそも「なるほどこう打つのか」とちょっと勉強したのが林海峯先生の本(『ミニ中国流の徹底解明―最速の方程式』)を読んでから。だからそれまでミニ中の棋譜はあまり並べなかったし、並べても意識してなかったかもしれない^^。

この布石。最初に左上のカカリ一本の意味を知ったときに感動するじゃないですか。「へ~、なるほど!」って。そして左下については手抜きがあったりカケツギの後、一間に受けないのがあったり、あるいはたまに黒から固く継ぐのもあったりとか、いろんな意味を知ることになる。

で、右上のカカリ一本に関してもいろいろなカタチがあるけれど、本図のようにミニ中を見て「なるほどっ」と思う。そして普通のカタチ通り相手が右辺にワリウツのを見てまたしても「ここはさまでに大きいのかっ」と、改めてミニ中布石の意味を考えるきっかけになったり。

ミニ中が右辺ワリウチと替わって、ある意味で「先手」なんであれば、今度は左辺の「カケツギから一路広く」のカタチが見えてくる。「おごっ。なんか習ったこと全部やってるぞ!?」な感じ。「全部入り布石」とでも呼びましょうか(誰も呼ばねえよ!)。

高段者。ちょっと待ってくれな。この「全部入り布石」をいくつか並べておくからさ^^。で、こういう布石になるのを嫌う場合の打ち方とか、受けて立つ打ち方とか。それを今週のテーマにいたしましょう。

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コメント (2)

眉山軒:

とりさんご無沙汰してすいません
静養していた関係で、コメント入れられませんでした。ミニ中国流
「難しい」が第一印象で、まったく勉強していません^^;いま、筋と形の勉強をし直してますのでそれが終わり次第取り組みたいと思います。とりさんのお蔭で遠ざけていた事を思い出させて戴きました。今後も上達のきっかけを提供して頂きたいと思います。

眉山軒さん、すいませんなんて^^。

ミニ中、打ったことあるし(1、2局だけど)、一応勉強はしたんだけど、なんかこういう「コンビネーション」の発想が抜けてました。

取り敢えず覚先生の碁を一局並べてみたんだけど、山ほど発見があって嬉しくもあり、ちょっと悲しくもあり…(知らないことが結構あるから^^)。

それにしても眉山軒さん。ウワテの方のくせにぼくのこと、持ち上げすぎです(笑)。

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