碁聖戦第一局。
の、前に。私、関西棋院の「前田亮」という棋士のおかげで関西棋院が大嫌いになりました。まだタイゼムに移る前、どこか(ごめん、忘れた)で関西棋院主催の解説会をやってたんだけど、あまりの身贔屓で見苦しいことこの上ない。彼の解説を数局見て以来、取り敢えず「関西棋院」の名を聞けば50歩くらい引いて見るのが癖になりました。
で、碁聖戦第一局。
ある棋士と話をしたんですよ。「序盤、あの盤面は張栩碁聖の碁になるのかなと思ってみてたんですよ」と私。「ええ、そういう臭いもありましたが、黒が『しっかり』打っていましたものねえ」とプロ棋士。「失礼は承知で言うんですけどね」と私。「あの碁を、張栩碁聖を相手に、まとめきれる棋士がそんなにいるとは思ってなかったんですよ」。
その「碁をまとめる」という表現は、話をしている当の棋士から学んだ言葉です。彼は高尾名人・本因坊の碁を指して「まとめるチカラ」という表現をします。だから彼と私の間で言う「まとめる」という表現は最大限の賛辞。
「でも、とりさんは知らないんだろうな」とその棋士。「横田先生が強いことというのは、ずっと前から有名な話なんですよ」。今日の碁を(コウになったところまでしか見てないけど)見て、私もそれは納得しましたよ^^。
「次の局だよね」と私。「一局目、本来は勝っていたはずの碁だったと開き直らないと次が辛いよね」。答えてプロ棋士曰く。「そういう風に開き直るためには相当な経験や自信が必要だと思いますね…」。
関西棋院は、前田亮六段の生中継を見れば本当に心から大嫌いです(もちろん会ってみれば「良い方」である可能性は非常に高いけど)。そんな思いもあって、碁聖のタイトルはぜひとも防衛して貰いたいと思ってる。ただ、今日の「まとめるチカラ」はまた見せてもらいたいな。
今日は「予想以上」にびっくりしたんだけど、次は十分に「横田茂昭は一流棋士」の思いを胸に観戦させて頂きたいと思っているのです。
