「これでだいたい白が負けにしたかな」という場面。
石田芳夫九段は「白Bに打たないとしょうがありませんね」。で、実戦はAと打って種石の二子を抜かれてしまって「もうこれは泣いてます」(石田九段)。
ここで加藤啓子五段がなぜ白Bと打たずにAと打ったのか。局後加藤五段は「ワリコミから来る手を見損じていた」ともおっしゃってましたが、読みの前にまずBと打ちたくない理由があった。
それは、
白Bがケイマノツキダシだから
ケイマノツキダシってのは、結構誰かに教わるまでは平気で打ってしまう悪手。私レベルがネット碁を打つと、相手の方は結構平気でケイマノツキダシを打ってくることが多い。
局後の石田九段。「ケイマの近辺を打つなら普通はツケコシで打つんですね」。ああ、そうか。「突き出しは相手を強化するだけで良いことがないので、切らないのなら打っちゃダメ」と私などはよく言います。でも「普通はツケコシだけど、その手をなくすからツキダシはだめ」という方がわかりやすいのかな?
「しかしこの形だと、どう見てもツケコシでは打たないわけです。しょうがないので打つしかなかったですね」と石田九段。
ふむ。とても勉強になった解説ではございました(^^)。
