ある方が「ネット碁始めました」とおっしゃいます。そして「ネットのレートってカライんですねえ」と。
そういう風に感じている方は多いみたい。ただ、私の経験からすると、ネット碁は「カライ」というよりも、より「癖のある場所」と認識するべきかとも思うのです。
ネット碁で勝てないとき。そういうときは
・相手の一間めちゃくちゃな打ち筋に惑わされていないか
・碁盤が小さいせいで、なんだか手がよく見えるような気がして、何でも
勝負に行ってしまっていないか
・集中力を欠いた手が多く、投げやりになっていないか
・ネットはカライということで、最初から「やられる」意識になっていないか
・ネット碁にありがちな「なんでもヤル」手に悪影響を受けていないか
そんなことを考えてみても良いのかもしれません。
私の場合。打つのが好きでないことに加え、さらに集中力に欠けやすいという欠点を持ってます^^。そういう欠点がネット碁ではより増幅される傾向にあります。
ちょっとタチが悪いんだけど、そんなとき
・いくらいい加減に打っても負けることのないランクを認識する
・持碁狙いなどで集中力を切らさないようにする
・序盤に苦手な布石を打って、やはり集中力を切らさないようにする
なんていう方法で「ネット碁に慣れる」のもありかな。
もちろん、たとえば日本棋院二階対局場での旧ランク初段だと、私に九子の人がいらしたりしました。それは確かに「初段」というランクがちょっとおかしい。他にもそういうインフレレートでやってるところもあるでしょうから、そういう人の場合はネットと生碁のランク差が10ランクあっても不思議じゃない。
でも、個人的な認識ではありますが、プロに言われる自分のランクと、ネット上でのランクには、さほど大きな差はないかと思います。きちんと集中して、清く正しく(笑)打つならば、せいぜいランク差は1、2ランク程度じゃないかとも思うのです。
それ以上の差がある場合。ある程度の棋力になるまでは
・上手に打って貰う碁は精進の場
・シタテと打つのは、上手に教わったことを実証する場
・ヘボ同士で打つ碁は遊び場
・ネット碁はゲームの場
なんて感じで、意識を切り換えてしまうのも良いのかもしれません。
