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自分を笑ってしまう二子局。

笑ってしまう。たとえば二子局。

初手小目に黒が星と打てばシマリを打つのが高梨聖健八段に教わった二子局。彼がいつもそう打つのかどうかは知らないけれど、私はいつもこう打つ。

で、黒は四手目でいきなりの詰め。これが悪い手であることは明らかなんだけど、二子というハンデを負っている中、冷静に考えると咎めるのが難しい。

「開かせるわけにはいきませんからね」と私。「しかしこう挟むと相手からの反発も結構読まなくちゃならなくて、果たして得をするのか不安になります」。

そういう私に矢代先生の解説は明確だった。「えーと。一間かどうかはわかりませんけれど、まあハサミは普通ですね」。

大笑いすることに、相手に詰められた瞬間、私の頭の中から一間以外のハサミは完璧に消えていました。GWだからと前日明け方まで本を読み、気付いてみれば5月1日が平日で仕事に追われたなんてのは言い訳。普通の人なら、ここで一間のハサミしか思い浮かばないなんてことは絶対にないはず。

私の碁にはこういうところがあります。なんか広い意味で言うと「教条主義的」というのかな。

相手の詰めが、四手目でなければ私も広いハサミを脳裏に描いたことと思います。また、相手がいっぱいの詰めでなくても当然に広いハサミを選んだはず。だけど相手がいっぱいに詰めてきて「ならば一杯に反発してやる」と読み始め、その読みに自信が持てなくても「そんな相場」と自ら諦めてしまう。

こういうところがなくなれば、私ももうちょっとは強くなると思うんですけどね^^。碁を鑑賞することばかりが好きで、打つことを好まない欠点とも言えるかと思います。

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