そこで矢代先生。
「三々は打ち込みでしょうか?」とおっしゃる。「なんで?」と問えば「NHKの囲碁講座で三々入りを扱うときに、三々入りを打ち込みと言うか否か、陽光さんと議論になったんです」と。
どうも矢代先生は三々入りを「打ち込み」とは呼びたくないタイプのようです。まあ確かに私も「三々入り」とは言うけれど「三々への打ち込み」とは言わないな。
でも矢代先生には言いました。「でも先生。ぼくなんかの棋力にとってはバイブルみたいな『打ち込み読本』。あの本の前半は延々と三々入りからの変化でしたね」。
矢代先生怒っちゃったかな? 「じゃああなたは三々入りを打ち込みと呼びますか!?」と。まあ本当はもっと和やかな雰囲気なんですけどね^^。
「いえ、その。個人的には呼びません」(笑)。
そう言えば思い出したんですけどね。
最初に『打ち込み読本』を読んだとき、「え、なんで三々ばかりなんだろう?」と、ややがっかりした記憶があります。「俺は打ち込みの勉強がしたいのになんで三々なんじゃ~」と。確かしばらく放置したんだったかな。
話は流れるけれどこの『打ち込み読本』。三々入りが打ち込みかどうかは別として、すばらしい好著ですよね。甘い基準で初段を名乗り始めた人は絶対に読んでなくちゃいけない感じの本。この本に載っている手が「打てる」かどうかは別として、「知っている」ことは必須と思われます。二・三段を名乗るならもちろん打てなくちゃいけませんね(^^)。
