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2007年03月 アーカイブ

2007年03月02日

いろんなことを知らないプロ棋士^^?

「対局日誌」というブログの記事に「定石知らずの棋聖?」って記事があった。

記事が参照している朝日新聞は読んでないんだけど、

最近タイトル戦で不利とされる変化に踏み込んだのも、案外読みに任せて踏み入ってみたら、思わぬ森の中に迷い込んでいただけという面もあったのかも?(対局日誌)
これはないと思うな。山下棋聖が打ったのはあまりに有名な形だし、またその後も「こう打った以上は全面戦争しかない」という態度が明確だったし。

ところで「プロの知らない」。これに結構騙されたり、あるいは逆に驚いたり、いろいろありますね^^。

私の最初の大失敗は小林覚九段。覚先生はしばしば「詰碁は苦手」とおっしゃってました。ところがある日、連続でたくさんの詰碁問題を出してくださったんですよね。「先生、詰碁は苦手とおっしゃってたじゃないですか!」と主張した私。

となりで見ていた高段者が驚いて私を叱りましたよ。「君、先生のおっしゃる苦手と君の言う苦手の間にどれだけの距離があると思ってるんだ!」^^。いや、まあ私の「先生も苦手」もある意味シャレだったんだけど、確かに失礼な話だった^^。

ハネにはサガリあと三々の変化ね。これはちょっと名前を出したくないんだけど、とある女流棋士。一間に挟んだ後の三々フリカワリ定石。アマはみんな相手がハネればサガリってのを知ってる。

プロはそもそも跳ねませんね。私の Kombilo だと、白のハイまでが 1847 ヒット。そこから黒がハネル図は6件しかない。それらにしても「周囲の状況」があるときの話で、単独のハネを試したのは趙治勲大先生ただひとりと言ってもいいくらい。

こういう状況で「ここ跳ねられたらどう打つのがベストか知ってますか?」と、とある棋士が問いました。「サガリでしょ」の即答に棋士は結構びっくり。「なんでそんなもん即答できるんですか?」。そりゃ私たちはそういう「変な碁」をたくさん打ってるからね(苦笑)。

あと、これは名前を出しても良いんだけど、矢代女流本因坊。ちょっと形を忘れちゃったんだけど「たまにこういう変な手を打たれてしまいます。その手は知らないんだけど、それにはこう応じます」。

矢代先生の「変な手」は確かにアマしか打たないような変ちょこりんな手。プロが打つわけのないところだったんで問うてみたんですよ。「先生それは指導碁のときに打たれて、それで勉強したんですか」。

矢代先生曰く「いえ、一見してこれが一番相手からの利きが少ないですから、わからなくてもそう打つのが正解に近いと判断します」と。

かっこいいなと思いましたね^^。

なんかそんな経験を積んで、プロの「知らない」に眉唾するようになりました^^。ちなみに「最近タイトル戦で不利とされる変化に踏み込んだ」話。

孔令文五段とここの変化について立ち話したとき。彼も遺憾ながら(?)格好良かったな。「プロとしてそんなところで碁が決まると思いたくない意図もあります」。

なんだ、このやろ~。格好良いじゃないか(^^)。

3月の日本棋院火曜上級コース

日本棋院ではいろんな教室がありますが、結構おいしいのが火曜上級コース。

今、絶好調の矢代久美子女流本因坊と、テレビでおなじみの巻幡多栄子三段が週替りで講師を務めるコース。

このコースね。授業が面白いのはもちろんだし、たまに指導碁を打って頂けるのはもちろんなんですが、3月は「自戦棋譜解説」。それぞれの講師が自分の打った棋譜を解説してくれます。

これ、まじオイシくないっすか。

棋譜並べをするときに「これ、何をいやがったんだろう?」とか、「相手にここを打たれたときどう感じたのか」って尋ねてみたいじゃないですか。個人的には環境に甘えて何度もそういうことをしてるんですが(苦笑)、授業で扱うなら先生に質問するのも私ほど厚かましい必要がありません(笑)。

え~っと、会費とかそゆの忘れたので、日本棋院に尋ねてください^^。

ああ、対象棋力は3級から三段。3月第一週は矢代久美子女流本因坊戦で、扱う棋譜は2003年の女流本因坊戦挑戦手合第一局。小林泉美五段に挑戦した一局です。

2007年03月04日

マイブームな言葉 ~ タネ石

最近マイブームの言葉。それは「タネ石」。

タネ石のある碁なんて嫌いだ

と、いう風に使います^^。

私ね~。何度も言ってますけど「面倒くさい碁が嫌い」。もちろん面倒くささ自体嫌いなんだけど、私ごときのレベルだと、面倒くさい碁になると絶対に「大チョンボ」がある。そういう大チョンボのある碁って勝っても負けても楽しくない…

# それでもそれを楽しいという人がいるということは、碁を始めて3年くらいして
# ようやく学びました^^。

「タネ石」ってのができそうになったら引くところから読む。引いて打てないなら捨てるところから読む。

でも。「がんがんやり合う人の方が成長は早い」というのが通説ですから、そんな打ち方は真似をしない方が良いのだとは思います(^^)。

2007年03月05日

華麗な趙善津

そういえば昨日のNHK杯。

王銘エン九段が「誰も言わないんですが」と強調しつつ(笑)、趙善津九段の打ち回しを「華麗」と評価されてましたね。趙善津九段については、有名なわりになぜかあまり棋譜を並べたことがほとんどないので「華麗」については意見できません。

ただ「誰も言わないんですが」に関係して。

昔、これも名前出せないんだろうなあ、ある先生に対して、「趙善津先生って歴代本因坊の中で一番お優しい感じの顔つきをされた先生ですね」と言ったことがあります。

某先生曰く「ほ~、アマの方はそう思ってるんですか」。

む? なんかちょっとその言い方怖いんですけど^^。そういえば趙善津先生にはお目にかかったこともない。でも昨日のNHK杯での検討の様子など見ていると、「優しそう」に大きな間違いはないように見えるんですけどねえ。

但し。やはり番組の中で王銘エン九段もおっしゃってましたね。「プライベートでは言いたいことはきっちり言います」とかなんとか。

結構怖い先生なんでしょうかね^^?

2007年03月06日

第3回日本棋院杯オールアマ囲碁団体戦

昨年出場した「オールアマ囲碁団体戦」。今年も出ようよという話があったものの、主将がいなかったんですよね~。去年主将だった人が転勤しちゃったのが痛かった。

だけど昨日、酔った勢いもあり、ダメモトで某五段に電話。

「とりさん、何段です?」。「ぼく二段くらいかな」。「じゃあ、ぼく三段で」。

はあ(笑)? ま、出場者が決まったのはめでたい。飲んでいたメンバーも団体戦出場予定メンバーだから「良かったね~」と盛り上がった。

しばらく後に「主将」から電話。

「あの~。やっぱぼく、五段にしておいてください」。

^^。良心が咎めたらしい(笑)。

と、いうわけで私たちのチーム。合計40ポイントとなり「Cクラス」への出場が決定致しました(^^)。

第三回日本棋院杯オールアマ囲碁団体戦
日時
平成19年3月11日(日) 午前8時30分受付開始 9時30分対局開始
場所
市ヶ谷・日本棋院会館2階
参加資格
五人一組であること
参加費
15,000円(参加賞・昼食込み)
ポイント
10級を1ポイントとして級が上がる毎に1ポイントプラス
クラス
無差別/Aクラス(70P以上)/Bクラス(69P以下)/Cクラス(54P以下)
手合
無差別は全互先、他は置碁(最大九子)

※ 三回戦の予選を行い、枠抜け4チーム。4チームにて決勝トーナメント。
※ 優勝~3位賞品:日本棋院杯カップ/賞状と賞品

なんとか主将の力で予選リーグを抜けて、決勝トーナメントに進めないものか^^。去年は思いっきり負けました(笑)。

人気の孔令文五段と打つ!

「令文さん、結構人気上昇中だと思うぜ」。「え、なぜ?」。

と、いうのは孔令文五段との会話。「いや~、前の天元戦の時の話をさ。さすがプロらしく格好良いこと言ったぜとブログに書いたんだよ」。

「え、それ、山下九段が格好良いこと言ったんですか?」。

ちげーよ。山下九段が小林流に一間高を打ったとき、なぜ不利と言われてる形なのに打つんだろうと言ったら「プロとして、そんなところで碁が決まるわけがないと思いたい意図もある」とか言ったじゃんか!

「お~、格好良いですね。それはプロらしい発言ですねっ!」。

…。そんだけ格好良いこと言ったんだから、ちゃんと覚えてなさいよ^^>孔令文五段。

そんな前フリがあって、孔令文五段との対局。

「ぼく、とりさんに確か連敗中ですね?」。むぅ。そうだったかもしれん。彼は彼なりのサービスで、「おりゃっ」って手(?)を打ってくれるので、他の指導碁のときより一子多く置いて対戦してるんですよね。でも「では、チャレンジで五子で」。

「そうですか。ではしっかり潰させて頂きましょう。とりさんが五子で勝ってしまうとちょっとおかしいですからね」。

ん~。さっきの「令文さんって格好良いんだよ」と世に広めましたという前フリは役に立ってないのか(笑)?

まあともかく始まった五子局。二間高にボウシを喰らわしたところ。戦いが嫌いだと言ってる奴が、このボウシを「気持ち良く」打てることって滅多にないんだよね。でも我ながらこのボウシは気持ち良かった。

「ボウシ打たれて不愉快でした」とは孔令文五段。よしっ。碁で喰ってる人に「不愉快」言わせれば結果はどうでも良いじゃんね(^^)。

結局この後、、、、っと、結果はどうでも良いんだった(笑)。

ところで左下ね。タケフに並んでるところがあるじゃない? ここ、下を切って突き抜かせる変化があったみたい。ツケノビで相手が強引に切ってきたときに敢えて突き抜かせる変化があるじゃない? あんな感じ。で、確かにここは突き抜かせて打てる。

「嗚呼。俺、とっても行儀が良いから突き抜かせる変化なんて読みもしなかったよ」と私。「行儀が良いかどうかは知りませんが、突き抜かせて打てましたね~」。

ふ。いつも「相手に突き抜かせちゃ悪い!」と授業で言ってるのは孔令文五段その人なのにな(笑)。いや、むろんケースバイケースなのは理解してる。大変勉強になった碁でした(^^)。

海外で稼いで国内でばらまけ。

日本棋院のネット対局場での話。

むか~しの記事にも書いたんだけど、あるとき変態碁の練習ばかりしていました。お気に入りは「天元ジマリ」。初手で天元脇に打ち、次の着手で天元を挟んで一間に締まります。

これね。結構「イケル」と思うんですよね~。わりとまじめな対局で打ったこともあります。

他には五の5とか七の7とか、大目外し(?)とかいろいろ試したな。国内で試していると友人をなくすかもと恐れた私。主に韓国のサーバで試してたんですよね。

まあ不慣れな手を打つと負けが先行するわけですよ。負け始めると面白くなって、主に十秒碁で変態布石を試してみる^^。最高で十ランクくらい落ちたかなあ。

で、十ランクも下がれば普通に打てば絶対に負けないようになりますね。で、「せっかく普通に打つんなら」と日本サーバに戻ってしまう(苦笑)。「韓国で損したもの、韓国で取り返せばいいじゃん」と思うんだけど、どうも韓国サーバにいると「変なこと」がしてみたくなる^^。

でも、日本棋院ネット対局場の著名人に言われましたよ。「海外で稼いで国内でばらまけよ!」。

確かになあ。好みで変態碁を打って、それで失ったポイントを日本サーバで取り戻すのはなんかアジが悪い。「どうしたもんかな」と考えてた。

最近ね。それに解決策ができたんです。

最近日本サーバでは「酔っぱらい」のときにしか打たない。すると面白いように負けるわけですよ。で、まあ酔っぱらってはいるんだけど、今度は韓国に行って「普通の布石」で打つんですね。すると今度は愉快になるくらいに勝つ(笑)。

なんか趣旨が変わっているような気もするんだけど、最近の私。「海外で稼いで国内でばらまく」を実践できているようです(^^)。

2007年03月08日

週刊碁で「囲碁ちょっといい話」募集中

なかなか紙面と連動してくれない(笑)週刊碁ブログですが、珍しく紙面で募集している投稿に関する記事がありました。

募集しているのは「囲碁 ちょっといい話」。紙面から引用します。

本誌一五〇〇号(四月二日発売)で「囲碁 ちょっといい話」(仮)をご紹介する予定です。皆様の体験や思い出に残っている“笑顔こぼれる話”や“ホロリときてしまう話”などをお寄せ下さい。

う~んと、募集要項や応募方法も書こうかと思ったんだけど…。週刊碁ブログの方で「詳細は週刊碁3月12日号(現在発売中)の16面参照」と言っているから、書いてしまうと営業妨害かもしれない(笑)。週刊碁をご参照下さい^^。

ちなみに締切りは3月24日。げ。4月2日発売の紙面なのにやけに遅い締切りだ。仕事してんだな>週刊碁(笑)。

2007年03月09日

わからなかった十段戦^^。

十段戦第一局日本棋院のネット対局場でも中継されていた十段戦。

む~。これ、見ているときはぜんぜんわかりませんでした。趙治勲十段の仕掛けに山下敬吾挑戦者が厳しく応じようとする展開だったと思うのですが、結果はまるで去年の十段戦のような感じ…。

一応並べたんですけどね。「発見」はあって、それはそれで楽しかったんだけど、この碁自体がよくわからない。実戦進行からすると黒15のサガリが遊んでしまってるの?

黒19、私ならノビだけど、厳しくハネたのがむしろ調子を与えたの?

わかんない(;_;)。囲碁将棋ジャーナルと、週刊碁が楽しみです。

2007年03月10日

学生囲碁王座戦の記事

igo news from nikkei
【 世界学生囲碁王座戦 from 日経新聞 】
photo from flickr.
「あれ、週刊碁を読んでたんだっけな?」と勘違いしそうになった、日経の囲碁記事。

土曜日だとはいえ、さらに学生囲碁の話だとはいえ、囲碁の話が大きく載るとちょっと嬉しい^^。大会の結果は日本にとって嬉しいものじゃなかったみたいだけど。

尚、記事からよくわからなかったのは韓国のこと。これまで優勝経験のなかった韓国が「明知大」から二人を送り出してきたという文章。「この大学では囲碁を専門に勉強し、実力の高さでは定評がある」。

明知大が囲碁専門大学?

気になって Google ってみると最初にヒットするのは提携する大商大のページ。そこに明知大の説明があって、

キリスト教福音教会派の理念に基づき1948年に創設されました。現在では6つのカレッジに34学科と分科会、大学院、8つの研究科に74,000人を擁する、幼児教育からコンピュータ科学に至る分野までの教育機関です。キャンパスはソウル市内と郊外のヨンジン(Yongjin)にあり、韓国でも有数の私立の高等教育機関です。
とのこと。

ふむ。明知大が囲碁専門の大学というわけじゃなく、参加した二人が囲碁学科(?)みたいなところにいるってことなんですね、たぶん。

日本の囲碁には強くなって欲しいけど、大学の囲碁学部なんてものはできて欲しくないな^^。

『一撃三変 覚のサバキ』

前も記事に書いたように、エース交易「ゴールデンレディース」を観戦に行くと、『覚のサバキ』がついてきました^^。

もらってすぐにちらと見てみたんですが、なんだかいきなり解説が難しそう。むむっと思い放置プレイだったんですが、今日ちょっと読んでみました。

読んでみるとこれは「サバキの How To」ではなく、覚先生の自選譜集と位置づけるものでしょう。「踏み込む」「すぐ動く」「捨てる」「フリカワる」の各章毎に、いくつかの棋譜(ポイント図)を掲げてます。そのそれぞれのポイントで、覚先生ないし他の棋士が「どのようなことを考えて打つべきだったか」ということを示したもの。

ふむ。

棋譜並べをしていると、あるポイントでの一手を考えて、その一手が理解できればあっという間にその棋譜が記憶できるということがよくあります。そういう意味でこういう「ポイント解説」はアリ。

覚先生に「サバキ方」を教わるというのではなく、覚先生の打碁を、覚先生のポイント解説に基づいて並べるための本でしょうね。いくつか並べてみましたが、確かにポイント解説があれば、普段より棋譜並べが簡単に感じます(^^)。

尚、余談ですが、本局一局目に掲載されている棋譜は、私が対局場現地の大盤解説で見た碁でした(第16回富士通杯・準決勝、対李世石)。この碁、打ち終えた直後に覚先生はじめいろんな先生に意見をお聞きしました。

覚えている内容もあるのですが、当時の私、今と比較してもむちゃくちゃ弱い^^。先生方に迷惑もかかりましょうから、紹介は控えさせて頂きます(^^)。

本書も「並べコンプリート」を目指す対象として面白い本です。棋譜は総譜が掲載されているわけではありませんが、私たちには Kombilo がある(^^)。また、棋戦名などはきちんと掲載されているので、Kombilo がなくても入手方法はいろいろありそうですね。

CSK杯終了を知らなかった…

今日の日経夕刊。「芸文余話」というコーナーに「小学生に囲碁、企業が支援」という記事がありました(執筆者:編集委員/木村亮)。

その記事を見て驚いたのは(CSKが)「普及に全力を注ぐためにCSK杯の休止も決めた」という一文。

が~ん。CSK杯終了を知らなかった。いや、業界の人に尋ねると「俺は去年の梅雨頃に知った」と言ってたから、知っていたのに忘れちゃっただけかもしれない。

CSK杯と言えばさ。第2回の沖縄大会。加藤正夫先生もいらっしゃるときに、依田九段・結城九段の三勝ずつで優勝したよね~。碁を始めて間もない頃だったから「なんだ、日本の碁も弱くねえじゃん」なんて思った^^。

日経の文章は「今後の(普及)活動に注目したい」と結んでいるんだけどさ。おやじな囲碁ファンとしては「そうか、休止だったか」のショックの方が大きい。

尚、文中に示されている「囲碁の教育効果」ってのは、あまり前面に出してもしょうがないことだと、個人的には思ってる。言ってみれば人間が行うほとんど全ての行為に「教育的効果」があるんじゃないかと思う。

CSK杯の休止は企業活動の範疇だから外からは何も言えない。でも「普及活動に全力を注ぐ」ってのは、要するに「経費削減」の言い訳にも聞こえてしまう。いや、書いたように企業の判断だから、やめるのは自由なんだけど、そこに「普及活動に全力」とか言われると、むしろ気持ちが悪いってこと。

もうひとつ本記事で気付いたこと。

CSKグループの研究期間に CSK-IS というのがある。この企業が「普及活動」に協力している。CSK-IS の社長は日本棋院の理事も務めている。

そして「囲碁の教育効果」をPRする川島隆太東北大学教授は CSK-IS の理事も務めているとのこと。

なんかこの記事を「今後の活動に注目したい」というふうに読めないのは、ひねくれているのかな^^。

貰って嬉しくないプレゼント?!

これはな~。名前出さない方が良いんだろうな。

「気になったこと日記」の記事を書いていて思い出したんだけど。

数年前、とある若手棋士の揮毫色紙を貰ったんですよ。何で貰ったんだったかは忘れちゃったけど。

そしたらね。後でその若手棋士の奥さんに言われた。「すみませんねえ。あんな自分で書いたもんなんかあげて喜ばれるかっつーんですよね~」。

は?

いえいえ、喜びましたとも。今でも気になる棋士に接近するチャンスがあると白扇もってうろうろしたりする私だし^^。

ちょっと奥さんはあまり身近すぎてありがたみがないのかな~。

これは私がちょっと「変」なのかもしれないけれど、プロ棋士の書いた記録用紙だの棋譜だのだって、とくに揮毫がなくても欲しいと思います(^^)。

2007年03月12日

囲碁大会全勝賞(re:貰って嬉しくないプレゼント)

日本棋院の全勝賞さて。昨日は以前の記事に書いた「オールアマ囲碁団体戦」でした。

結果は2勝1敗で、決勝トーナメント出場はならなかったものの、敢闘賞ってのを頂きました(^^)。敢闘賞の賞品は、趙治勲先生の扇子で、これは嬉しかった。

でもね。

うちのチーム、1人(T君)全勝者(と、言っても3局ですが)がいたんですよ。で、「全勝賞」を頂いた。私が受け取ってきたわけですが、受け取ったしゅんかん、手に「ずしっ」とくる。「おお、なんか良いものに違いない!」。T君をごまかして、自分で貰って帰ろうかとおもっちゃいました^^。

まあそういうわけにも行かず、T君に渡したんですが「凄い賞品ですよ」とT君。開けてみたら掲載写真の Bath Time Set(笑)。いや、資生堂は好きなブランドだけどさ。そういう問題じゃないよな。囲碁大会で全勝して、んでなぜ Bath Time Set なんか脈絡が見えん^^。

T君曰く。「賞品は、日本棋院の文字が入っていれば取り敢ずなんでも嬉しかったんですが…」。

そりゃそうだよな^^。

頂いておいてなんですが、日本棋院様におかれましては、何卒ファン心理というものに、いま少しの読みを入れて頂ければと思う次第ではございます(^^)。

いよいよ明後日はF先生の送別会

えーと、明後日はF先生の送別会です。

いや、たんにこのブログパーツを貼りたかっただけなんですm(..)m。

囲碁を打つのにかかる時間は?

昨日の大会。すっごく驚いたこと。

私は「当然に」ハンデ戦に出ていますから、棋力によって石を置いたり置かせたり。で、二局目の相手の方に聞いたわけですよ。

「え~と、ランクは?」。

相手の方、答えて曰く「8級です」。

が~ん。もう自分のランクを言う必要もありませんでしたよ^^。「え~と…」と、こちらの棋力を尋ねようとする相手の方。「ええ。その。九子、置いて下さい」。

確かにハンデ戦にしか出られない自分の実力がナニだけど(悲しい)、大会で九子は疲れるよな~^^。

大会で九子ってのにもまあ驚いたんだけど、もっと驚いたのは終局後。

大会だから当然時計を使います。相手の方の時計はほぼ切れそうになってたんだけど、こちらの時計がなんと5分しか進んでない(笑)。

いつも自分で「読んでないなあ、俺」と思ってたんだけど、まさにそれが証明されてしまいましたとさ(苦笑)。一応作り碁だったんですけどね。作り碁で5分ってのはちょっとなんですよねえ^^。

十段戦第一局、山下敬吾の敗着は。

山下敬吾の敗着
【 敗着は黒21 ? 】
とても気になっていた先日の十段戦第一局。

並べてみて見て、「調子」を求める着手の数々を大いに楽しませてもらいました。ただ、山下敬吾棋聖の敗着がわからなかった。趙治勲十段が打つ手に対して「そこまでやらなくちゃいけないか?」と思ったりしたんだけど、まあプロとしては当然の反発をしながらの進行。どちらの手も「ほお、なるほどなあ」という感じ。前の記事にも「わからなかった十段戦^^」と題して投稿してあります。

だからとても楽しみにしていた週刊碁。週刊碁の記事によれば「局後、石田九段と片岡九段が突き止めた黒苦戦の原因は、黒21にあった」とのこと。

黒21で、黒23(黒7の下)と引いておくのが冷静だったと。週刊碁には引いた場合の変化図も掲載されています。なるほどなあ。

私は黒19で、むしろ跳ねない変化を考えていたりしたんだけど、そういう変化は囲碁将棋ジャーナルでも、週刊碁でも扱われていません(笑)。黒19のハネは当然ということなんでしょうね。黒21を引く変化は考えなかった。いかにも自然に見えるもの。

陳腐な物言いだけど。碁って、面白いっすね(^^)。

2007年03月13日

日本棋院の裏の裏

日本棋院1階の部屋。今改装中みたいです。

nihon kiin on the go. nihon kiin on the go. nihon kiin on the go.
【 改装中の日本棋院1F(写真クリックで拡大)】

たぶん、大きな水槽にして、本物にしか見えないマンボウを飼育するのだと思われます(嘘)。

成長著しい少年との九子局

囲碁ってね。初心者のうちは整地してみないと勝敗がわからないんだけど、ある程度になるとみんな「目算」ってのをするようになります。

なんか「目算」とか言うテクニカルタームを使うと難しそうだけど、要するに相互の地を数えるって作業のこと。昔「目算ってどうやるんですか?」と尋ねると「ん? 地を数えればいいだけだよ」と言われて「なるほど~」と開眼した(笑)。

そんなわけで私、目算にはかなり自信があるんですけどね。

昨日は一流中学に通う少年と九子局。まだ碁を始めたばかりで、これまでに4回くらい打ったかなあ。たださすが一流中学生ってわけなのか、毎回毎回どこかで成長を見せてくれるのがむちゃ嬉しい。

「あれ、この形、前は打たなかったね? どこかで勉強したのかな?」と問えば「以前打って頂いたときに、そこはそう打つものだとおっしゃってましたよ」と、ちゃんとこっちの「指導」を覚えていてくれる。う~、かわいい^^。

で、昨日はさらに進化して、部分的に見ると私なんかとさほど変わらない「形」を打つ。3手、感動した手があったなあ。

途中目算しながら打ってたんだけど、ヨセでかなり得をしても若干黒に残りそうな塩梅。コヨセになって目算してもやっぱり黒が数目残ってる。「おお、やったなこの野郎!」と思ったですよ。「すごいじゃん、君!」。F先生にも「この子、俺に九子で勝ったよ~」と報告。

でね。

作ってみると黒が数目足りないんですよ^^。え~、そりゃおかしいだろ~。俺の立場もないし~。

もしかするとね。彼の「手」に感動しちゃったので、どこかその影響で(?)目算が狂ってたのかもしれない。でももっと疑わしいこと。それは「彼が整地を間違えたんじゃないか」という疑い^^。

囲碁では整地をするとき、お互いに相手の地を作ります。黒を作り終えて見ると、なんか白の整地に戸惑って、地の境界線がわからない状態になってるところがあった。「うん? そこはなに?」と問えば彼は「え、えっと白地ですっ!」と、さっと囲ってしまったんだけど、そこが間違えていたんではなかろうか…。

本当に気になるなら並べ返してあげれば良いんだけど、九子局とか絶対に並べ返せないしな。

結局私の勝ちってことで終局してしまったけど。

でもたぶん次は勝てるね!>中学生。言ったことを次々消化して、石の形なんかがみるみる良くなってくるシタテを見るのはウワテ冥利に尽きるとしたものです。いや~、彼の存在はとっても嬉しい。

嬉しすぎて5、6千円もするバスケットの本をあげたり(もう10年ほど前に買って、私は熟読済み)、なんかのイベントで貰った扇子をあげたりしたんだけど、、、。そういう面で誤解されないよう気を付けて、末永いお付き合いを願う次第です(笑)。

日本棋院市ヶ谷本院囲碁教室日程(4月~6月)

日本棋院市ヶ谷本院で行われている囲碁教室の日程表です。

教室日程表

まあ、自分の備忘録です^^。

どっかいつも行ってないところ、見学に行ってみようかな~。

2007年03月14日

昨日はまたしても少年との碁。

先日書いた少年とは別人なんだけど、またしても同年齢の少年との碁。こちらの少年は少々強くて私と二子の手合。

以前一度だけ対局して私の勝ち。「なんだ強いじゃないか」と巻幡三段。「そうなんですよ、この子強いや」と言うと、彼女は、私が少年に勝つとは思っていなかった様子^^。

当時の彼はびびり癖があって、こちらの注文に何でも応えてくれる碁でした。

もうそれから半年くらい経つのかな。昨日の彼は言うこときかない(笑)。「いつからそんな悪い子になったんだよっ」。棋院の職員が「囲碁においては言うこと利かないのが良い子です」(笑)。

ヨセまで難しい碁だったんだけど、お互いに40分の持ち時間をほぼ使い切って作り碁。負けてしまった^^。

昨日も書いたけど、「前できなかったこと」ができるようになってくる人を見るのは楽しいですよね。まあ抜き去られれば「楽しい」よりも「むかつく」のかもしれませんけどね(^^)。

M田定石の日々。

M田定石最近、「M田定石」を打つことが多いですね。

これ、私の持っていた小目の定石本で、長い定石としては初めて出てたもの。「最初に覚えた」というか、最初に「覚えて嬉しくなった」定石なんですよ(^^)。「この定石面白い」と書いたら、当時変化形など全く知らない私が面白がることを揶揄して「M田定石」と一部で呼ばれるようになったのでした(苦笑)。

昨日はさっき書いた少年との碁でも、二カ所でM田定石ヴァリエーションが出てきた。ひとつはツケを打たずにコスミで打つ変化。もうひとつは図の形になるべきところを、彼が手順前後にしてしまった。

二子なんだからそういう相手のミスがあれば勝てよと思うわけなんだけど、なんか「それは定石と違うぞ」という思いが強くて、「咎めようっ」と思ううちにヤリスギちゃったみたい。

また、昨日は帰宅後恒例の「酔っぱらい碁」でも、この定石が出てきた。

相手の方のシチョウがよくて、定石通り曲がったところ。普通シチョウが悪いと外を動いて収拾に行くんだけど、なんか酔っぱらいには隅を動いて打てるような気がしてたらしい(あまり覚えてない)。

今度は相手の方が「咎めようっ!」と思いすぎて大石ツブレ^^。

あいや~。きちんと定石を打った人に大損をさせてしまう碁は、個人的にアジ悪いっす。失礼しました>相手の方。酔っぱらいのすることでご容赦を。

今日になって棋譜を見て。「普通に中央を制せられたら終わってるじゃん」と気付きました^^。

2007年03月15日

F先生の送別会。

私が企画したにしちゃあ、うまくいきすぎました。

参加者多数で、かつ、皆さん楽しんでくれた様子を示してくださった。

「大人の社会」って、だから、私好きです。

皆様、ありがとうございました。至らぬ幹事を盛り上げてくれてありがとう(^^)。

記念撮影
【 一枚に入らず、F先生に移動して頂いてテーブル毎に記念撮影 】
しかしこんなモザイク載せて意味があるのか^^…

みなさん、テンション高めでしたか^^?

こばぴブログにも記事があるけれど、昨日はF先生の送別会。

私のテンションは高めでしたが、皆さんも高めでしたか^^?

教室に到着するとすぐに、そろそろ私に九子で勝ちそうな方から対局申し込み。それは普通の流れなんですが、打っているとすぐに「私もっ!」と、これまであまり打ったことのない方からも対局申し込みがあって二面打ち。

「お~、今日はなんか教室のテンション高いぞ~♪」。

で、高いのはテンションだけじゃなくて、お二方とも序盤からうまいこと白をイヂメてくるんですよね~。「むむ。負けるのは良いんだけど、二面とも負けるとちょっとヨワゾウ君みたいでいやかな~」とか。

中盤まではほんとに両面とも投げようかなと思ってた。

でもあまり打ったことのない方の方が、終盤の入り口で私の小技(小枝じゃなくて小技)が決まったところで投了。「まだ黒、悪くないですよ」と言えば「勝敗じゃなくてあんなのが決まっちゃったらもうだめ」。まあそういう考え方もあります。「で、これは投了しますからもう1局!」とその方。

その碁もね。私なんか間違えちゃって(もう一局がすごく細かくて、相手の方の初勝利間近だったせいもあります)黒大優勢。ところが「これを咎められてかつこっちの石も死ぬから、その時点で投了しよう」と仕掛けたワザが見事に入っちゃって相手の方投了^^。

さらに「じゃあもう一度!」とおっしゃる相手の方(笑)。テンション高いでしょ~♪ 私は嬉しかったですよ。で、今度は最初の隅の攻防でまたまたワザ入っちゃって投了。今度は相手の方より先に私が伝えました。「すみません。私、休憩させてください」^^。

で、もう一面の方。こちらは完全に相手の方が勝ってたなあ。二面打ちの最中で細かな目算ができなかったんだけど、少なくとも盤面にある地の大きさでは黒がいい。ただアゲハマの関係でどうなるのか数えられなかった。

作って確か私の二目勝ち。

この碁、惜しかったよなあ。最後のコヨセを相手の方が緩めてしまって、そこで私が5目以上得をしたものなあ。それがなければ目出度い初勝利だったのに!

でも「こいつにも勝つことは不可能じゃないんだ」という実感はもって頂いたようで、「次は勝てそうですね」とおっしゃってました。うん、ほんとにそう思いますよ(^^)。

またよろしくお願いします(^^)。

レーティング打つ人と打たない人

ネット対局場にはたいてい、「レーティング対局」と「自由対局」があります。

レーティング対局ってのは打つと自分のランクが上下する(可能性のある)対局。ネット対局場3級だとするとレーティングで10連敗くらいすると5級だか6級だとかに下がる。逆に10連勝くらいすると1級くらいになるのかな。

自由対局ってのは勝っても負けてもランクには影響しない対局。日本棋院のネット対局場は置き石は自動的に全て自由対局になりますね。

で、個人の好きずきだし、事情も様々だから一概には言えないんだけど、どちらかと言えばレーティングを打ってる人の方が「信頼できる感じ」がしたりしませんか^^。私、そうなんですよ。自分でそう感じることに気付いて、それで酔っぱらいでもレーティングを打つように心懸けてる^^<それはそれでいい迷惑かもしれないが。

シタテの方と打たせて頂くときにね。

「え~、あきらかに棋力とランクがマッチしてないんですけど」と思う方もいらっしゃいますよね。まあその場合でも感じ方は様々なんですが、いきなり申し込まれて、それで棋力とレートがまったく一致してないと、ちょっとガッカリしちゃいます。レートを偽って、それでウワテの油断に付け込んで(?)勝とうという気持ちなのかなあと邪推したり(繰り返しますがケースバイケースです^^)。

私がイジケやすい性格だから、私のような考え方は少数派かもしれません。でも、少数かもしれないけれど、そういう人もいます。

なので、ウワテと打って指導して貰いたいと思うような場合、自分なりに一所懸命レーティングを打って、それで棋力に応じたレートを身につけた方が、ウワテの方も受けてくれやすくなるかもしれません。

# いや、全然的はずれかもしれないけどね^^。

囲碁講座4月号が届いた。

「囲碁講座」の4月号が届きました。4月からは「やっしー&陽光の楽しく上達」。左に載せたアマゾンのリンク。リンクを張った時点で画像がないんだけど、そのうち掲載されるのかなあと取り敢ず張ってみた(^^)。

うちでは、お世話になっている矢代先生が講師だと言うことと、それから自分の棋譜が載っているので^^、記念・年間購読となりました。

これまで「囲碁講座」をまじめに読んだことがなかったんですけど、これ、結構良い雑誌ですね。NHK杯の詳細解説が載っているのもいいなあ。

トーナメントが煮詰まってきて、このところ毎週のようにNHK杯の棋譜を並べてるけど、「囲碁講座」があると、、、え~と、「テレビ観戦」「棋譜並べ」「週刊碁」「囲碁講座」の都合4回楽しめる(^^)。

なんかテレビの囲碁講座自体は「見ていて面白いけど、基本的には卒業してる?」なんてエラソーに構えてたんですよね。生意気だったと反省しました。

掲載譜の方は

ここまで、黒も白も、双方うまく打っています。七子局のお手本と言っても、いいかもしれません
との評。

うん。まだ申し込んでいなかったとしても、これを見た瞬間に年間購読となったでしょう^^。

尚、この棋譜。矢代先生が手ずから採譜して頂いたものです(^^)。

2007年03月18日

新しいアカウントを作って気付いたこと。

最近、日本棋院のネット対局場に新しいアカウントを作りました。

作成理由はどうでも良いとして。

あのさ。ここ。アカウントを切り換えてログインすると「最後の対局者」に、別アカウントで対局した人の名前が表示されませんか?

少なくとも私の環境ではそういう仕組みになっているように見えます。

前に「会話禁止」要請も IP を見ているらしいという記事を書きました。「会話禁止」については「いろいろ」あるだろうから「敢えてそういう仕様にしたんだろうな」と判断したんだけど、どうも IP を見るのは「何か別の考えがあってやってる」っぽいですね^^。

ちょっと気持ち悪く感じてしまいます。

面白かった NHK 杯決勝戦

趙治勲十段、70個目のタイトル獲得で終了した NHK 杯。準決勝でちょっと不本意な勝ち方(?)をした趙治勲十段の仕掛けが冴えた碁でしたね。解説も面白かった。

NHK杯決勝
【 打ち切りますね? 】
白10だか黒11だかの段階で、解説の武宮九段がおっしゃった「既にこれまでにない碁ですね」という言葉。見ているときは「本当かなあ」なんて思いつつ、Kombilo で調べると確かにない。

下辺も「これはもう打ちきるしかないんじゃないか」という形になったときに的確な解説。「これはもう全部打つしかないですね」。

あるいは武宮先生も大いに驚いた右辺の二段バネ。「なんかあんのかよ!」という気持ちを、武宮先生の解説が代弁してくれた。「ほう、そう行くんですかっ!」と。それを聞いて「なるほど、趙治勲の仕掛けか!」と、驚きを共有しつつ、碁がわかったような感じになりました。

図をたくさん作って変化を読み切らないとわからない碁もあれば、今日のように「趙治勲の作戦」ということで、変化図云々以前の発想を楽しむ碁もありますよね(^^)。

むろん、武宮先生が図を作らないというわけではなく、終盤の中央。趙治勲十段がアテコミを打った瞬間に「ああ、そうか」とさらさら並べてくれた図は参考になったし大いに感心した(^^)。

準優勝だった結城九段にしても、右辺を決めるタイミングが云々されたくらいで、とくに失着というのもなかった様子?

役者の揃った面白い決勝だったように思えました。

2007年03月19日

本当に20級になりやがりました(笑)。

こばぴ、ネット碁で本当に20級にまで墜ちていきました(笑)。中学生じゃねえんだから、今更『堕落論』でもねえんだがな(苦笑)。

20級まで墜ちていった理由のひとつは、むろんヘボだから。いろんな人に教わったことが何一つできなくなっちゃあ負けるわなあ。

もうひとつ、これは私から受け継いでいるんだけど「想定外」の手を打たれると、ほんとぼろぼろになる。先生たちウワテの方と打つと、相手の石の「おかげで」自分の石の形も「それなり」になる。でもそれなしに「自由に」打ってるとほんと見るに堪えないことになる。

これでなんだよ。ネット対局場ランクで俺と十七子かよ(笑)。あ、でも俺一度勝ったことがあるんだっけ^^?

まあ抜け出すためには。

きちんと「考えて」打つことだよなあ。「ああ、もうっ。こんな碁に負けるのっ!?」とか言いながら、自分でよりひどい形を打ってどんどん負けていくんだものなあ。

ま、俺も、ネット碁の「独創的」な打ち方に負け続けた時代はあったけどさ。なんかでも今のこばぴの碁は「頭を使いましょう」としか反省できなくね^^?

俺の弟子ではなく、誰かの弟子だと名乗りたいらしいが、もうちょっと努力しねえとなあ。

2007年03月20日

趙治勲クラウド

日本棋院から、獲得タイトルが70になった趙治勲大先生に関するプレスリリースが出てた。なかなか興味深い記事ですね。取り敢ずGJ>日本棋院。


プロ十傑戦 三星火災 八強争覇戦 十段 名人 天元 富士通杯 新鋭トーナメント 早碁選手権 本因坊 棋聖 王座 碁聖 竜星 阿含桐山杯 鶴聖 JALスーパー JT杯星座 NEC杯 NHK杯 

んで、日本棋院だけGJだと悔しいので、自分でもGJやってみようと思った。

…。

だめ^^? 結構面白くないですか。それにしてもタイトルでここまで遊べる先生って趙治勲先生くらいかもしれないなあ。

尚、クラウドの中にある「JT杯星座」ってのは昔あった星座毎の棋戦。全然知らなかったんだけど、Kogo's Joseki Dictionary を訳してるときに出てきました。なんのことやらわからなくて日本棋院関係者に尋ねたりしたな^^。

早碁選手権7回優勝、NHK杯4回優勝を見てもわかる通り、早碁にも強い先生。最初はどんな碁でも序盤で時間を使い切る様子を見て「なんでこれで早碁が強いんだろう?」なんて思ってしまった。いくらでも時間がないと打てない人なのかと。

でもこの前のNHK杯解説でも言っていましたね。「むしろ2秒碁くらいの方が良い」と治勲先生がおっしゃっていたとか。

「ぼくは序盤で『こんな塩梅』というような感じで石を置いたことはない。全て読み切ってから打つ」ということをおっしゃったとも聞いています。

時間があればヨミキリで、なければ反射神経でも打てる。30秒+1分*10回ってのは結構半端で、それがためにしょっちゅう秒を読まれて「あ、そっか!」というぼやきが出てくるのでしょう^^。

趙治勲クラウド ~ 2

先の記事で、治勲先生の獲得タイトルをタグクラウド化しました。

今度は「タイトル戦で治勲先生にタイトルを献上してしまった棋士クラウド」です^^。

いやしかし。見るにつけ、趙治勲先生は本当に凄い棋士なんですね。

日本棋院がGJやってくれたんで遊べました。どうもありがとう>日本棋院。

三村智保 中小野田智己 依田紀基 加藤正夫 坂田栄男 大竹英雄 小林光一 小林覚 山下敬吾 山城宏 張栩 時本壱 朴永訓 林海峯 柳時熏 片岡聡 王立誠 石田芳夫 結城聡 羽根泰正 苑田勇一 藤沢秀行 銭宇平 
趙治勲にタイトル戦で二度以上敗れた棋士
小林光一12
大竹英雄9
加藤正夫8
王立誠6
小林覚3
林海峯3
依田紀基3
石田芳夫2
藤沢秀行2
柳時熏2
結城聡2
※ 元ネタは日本棋院のプレスリリース

2007年03月21日

プロの言う「ゆっくりした碁」

個人的には「ゆっくりした碁」が好き。友人のへぼつんが得意な「目ナシ目ナシのせめぎ合い」ってのは、どうも安心して打てない^^。

プロの言うゆっくりで、今教室では講師の方の実戦を解説して頂いていると書きました。

左は矢代久美子五段が打った女流本因坊戦の譜。白番が矢代五段。

今、白が妙なところに打ったところですが、これ、しばらく前に流行しましたよね。いくつか並べたことがあるので、流行したってことは知ってる。ただ、この打ち方の「狙い」はなんだろうなあと伺おうと思った刹那。

これはゆっくり打ちましょうと言っているんです」と矢代五段。

あはは。そう言われれば確かにそうだ。黒はまあ白のカカリの上に付けるくらい。そしてアジ残りだからいつか膨らんで制圧するくらい。その間に白は上辺などを打つことができる。それを「ゆっくり」と呼べば確かに「ゆっくり」だ。

なんだか初心者が教わる定石から外れると、それが即ち「忙しい」と感じてしまうことがある。それは「瞬間の見かけ」にとらわれているんだな。

図でも、私たちはまず「一間で中央に飛ぶ」手から教わる。だからそれが「常識的」で「落ち着いた」碁に感じてしまうことがある。

だけど、後の展開まで考えれば、むしろ一間トビよりもこの外した手が「ゆっくり」していそうな感じ。

なるほど、と感じた、興味深い碁でした。

古力と李昌鎬の碁ですよ!

そういえば昨日の碁

矢代先生がこの譜を打った数ヶ月後、甲級リーグで古力と李世石が途中まで同じ形を打っているんですよ(棋譜でーたべーすで棋譜を見る)。

もちろん途中から違う碁になっているんだけど、その「違った点」を矢代先生がうまく突いているのが、教室で扱った棋譜だったと評価したわけですよ。

「矢代先生、この碁が打たれたしばらく後、李世石と古力が同じような布石を打っているのはご存じでしたか?」。

先生答えて曰く。「残念ながらよくある布石ですね、これ」と(笑)。

でもそういう「似た譜」を見るのは勉強になります。「どう打っても」という局面で「相手がここに打ってこなかったのだからここは逃せない」という「プロの感覚」を見ることができますね。

弱いうちは「どう打っても一局」を「どう打ったって良いんだ」と勘違いしてしまうんだけど、「どう打っても」とは、「こちらに打てばあそこが必争点」というような意味なのだと理解できます。

ボンド杯

meet preparation @ nihon kiin
【 ボンド杯準備中 】
photo from flickr
昨日の日本棋院。ボンド杯の準備中。

もちろん人に頼んで記念撮影もしてきました(笑)。

2007年03月23日

早碁とそうでない碁の基準とは。

NHK杯を初めて見たような頃。

「一手30秒以内」と聞いて「ふむふむ」、「但し途中1分単位で10回まで…」を聞いて「そんなもんいらんやろー」と思ったりしたものでした^^。

ずっと30秒以内で打ってくれれば半端な待ち時間もなく、さくさく碁が終わってくれる。「全くNHKは視聴者の気持ちを理解してねえな」なんてことすら考えてた(苦笑)。

でも碁がわかるようになって、「理解してねえ」なんてこと、思わなくなった。自分でも「読む」ことの大事さを理解して、さらに「読むことができる」ようになってきたってのもあるんだろうな。そうなってみて初めて読みの量が考慮時間に(ある程度)比例するということがわかるようになる。そしてNHK杯が「確かに早碁だ」とわかるようになってくる。

明確な基準ってのはわかんないけれど、まあ3時間未満の碁が「早碁」なのかな。

余談だけどNHK杯。考慮時間の連続消費ってかなりどきどきはらはらしたりしますよね(^^)。一体何を考えていて、さらにどういう手が出てくるのかすごく緊張します。そういう緊張によく応えてくれると個人的に思うのが、趙治勲先生と依田先生。

個人的な気持ちの流れで言うと、碁を始めた頃はとにかく「長い碁」が嫌いだった。ちょっと打てるようになってくると、今度は短時間の碁が凄くいやになりました。

今も時間の短い碁はあまり好きじゃないけれど、でもそれなりに楽しめるようになったかな。

自分で打つときは前も書いたように、作り碁なのに持ち時間を5分しか消費していなかったりするわけなんですけどね^^。私レベルではだいたい自分の考慮時間20分くらいが適当な碁なのかと感じていたりします。

あ、さらに余談。

私が大会に出ると持ち時間は40分。で、強い人の大会になると持ち時間が50分になったり60分になったりしますね。

私なんかは持ち時間が3時間あれば、それはすなわち「無駄」(苦笑)。でも強くなればなるほど「時間に応じた碁」を見せてくれるようになったりもします。

囲碁を「打つこと」よりも、囲碁を「鑑賞すること」が好きな私。それで、早碁よりも長い時間の碁を好むのでしょう。

2007年03月26日

日本棋院?!>山下棋聖トークライブ

日本棋院のネット対局場では、たまに旬の棋士による「トークライブ」というイベントが開催されます。

本人が本名で待合室にやってきて、いろんな話を聞かせてくれるイベント。これまで矢代女流本因坊も登場して、その時の中島初段のツッコミが笑えたな…。

そして今度。山下棋聖のトークライブが開催されることになったんですよね。って言ってももう明日のことなんですが。

最初は「ちっ、なんでぇ。火曜日かよ」と無視してたんですよ。火曜日は矢代・巻幡教室があるからネットに入れない。いくら山下棋聖のファン(彼が棋聖を獲った頃に碁を始めた影響もあります)だからと言っても、さすがに教室を休むのはアジが悪い。「月~水はやめて欲しいんですけど」と、冗談めかして知人に愚痴るくらい。

ところが。

本日予定を再度確認すると、開始予定時刻がなんと 16:00 じゃないですか(大笑)。こういうイベント、普通は19時くらいからなんですよね。それが 16 時。

なんかまた「引退したじじーとガキしか相手にしてねーのか」という批判が聞こえてきそうではあるけれど、個人的には大歓迎^^。

しかし想定される批判もものともせず、頑張ってくれるな(笑)>日本棋院。

2007年03月27日

ちょっとわからなかった第6回春蘭杯決勝第二局

わからないんですよ、123手で終わったチュンラン杯の第二局。

左上の分かれが白悪そうなんだけど、左上で部分的に誤算があったのか、それとも原因はその前にあるのか。昨日、とあるプロ棋士に尋ねようと思ったら「まだ並べてない」とあっさりふられちゃったし^^。

棋譜は棋譜でーたべーすにもありますので(棋譜)、どなたか教えて頂けたりはしませんでしょうかね^^。

と、言いつつ、Kifla のテストでもあります^^。

2007年03月30日

新年度の火曜教室は歴代本因坊の碁。

新年度4月からの火曜教室で使う棋譜は「歴代本因坊」。6月には加藤先生も登場したりします。

で、最初の週は道策と道悦。この時代の碁は並べたことがほとんどないんだよなあ。

私が囲碁の家庭教師をお願いしていた頃、先生に言われました。「古碁はとにかく深い読みが入っているから難しいかと思います」。その台詞以来、ほとんど古碁を並べてない。一時流行した秀策はいくつか並べたけれど、それ以前となると「癖」を感じて並べにくくてしょうがない。

たとえばこれが第一週の棋譜。

打ち始めが右下なのはまあいい^^。まあいいけど、なんか機械的に低いカカリ+二間低バサミってのはなんなんだ。「当時はこんなもんなんですか」と、F先生に問えば「そうですね。高いハサミとか高ガカリすらないですもんね」。

打っていく順番も、最終的に「現代的な相場」になるものの、「なぜいまそこなんだ」がすごく難しい。最近、馴染める棋譜なら十分とかで覚えちゃうんだけど、この棋譜は結構かかったなあ(;_;)。

さすがに並べ終えると「なるほどなあ」と思いはする。でも普段の棋譜並べよりも「?」の出現回数がはるかに高いのでした。

む~。難しい^^。

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