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武宮宇宙流にはいつも驚く。

ぜったい考えない手先日。月曜日の教室で珍しく棋譜解説をしました。

取り上げたのは、簡単そうですっごく難しい武宮先生(笑)。平成12年12月7日、十段戦敗者復活戦準決勝の棋譜でした。

これ。まあ武宮先生らしいと言えばそうなんですけどね。私にはこの黒15(12の十六)は絶対打てないな。というか、考えもしない。

「先生、この手を武宮先生じゃなくて私が打ったら『ば~か』って思いませんか?」と質問してしまった^^。

ここに打つのは「保険を捨てる」意味がありそうですよね。相手にもう「きっちり確定地にしてくださいね!」と言ってる。模様碁というのは「打ち込ませて攻めて得する」のが基本だけど、ここまで相手に固めさせては「攻めて得する」じゃあダメですよね。「入らせない」くらいの発想じゃないと無理そう。

また、棋譜を見て貰いたいんですけど黒27のオシも凄いですよね。黒27とオシ始めたら、白62までが相場進行でしょう。でもこれを平然と「相場ですね」とは絶対言えない。

ただ、ちょっと安心したのは黒83。

どんな手だったかは棋譜をご覧下さい(^^)。だいたい一度並べてみると覚えられるという意味では、まあわかりやすい棋譜だったのかな^^。

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コメント (1)

igoboisp:

「私には棋風なんてない。戦って戦って戦い抜くだけ」といったのは中国(韓国?)の女性棋士。棋風という言葉には突き詰めて考えることを放棄した安易な響きもあります。しかし武宮九段の碁を見ると、「棋風」という言葉が美しい響きを運んできます。

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