棋聖戦第二局。
今日からだというのを忘れていて、打掛の図を20秒みただけだけど。
棋聖優勢なんでないかと…。少なくとも俺にはもう打てない。
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今日からだというのを忘れていて、打掛の図を20秒みただけだけど。
棋聖優勢なんでないかと…。少なくとも俺にはもう打てない。
昨日の日本棋院での対局。
最近どうも私を追い抜きたがっているらしいT君と。最近は彼が気持ち良い碁ばかりだから、あまりやられるとムカツクので多面打ちでないにも関わらず五子局^^。
ってか、昨日のT君は「行儀良く」打とうとし過ぎていたのかもしれないなあ。弱い石を逃げ出したり無茶な戦いをしかけてくると叱られるから、そういうのを無くして打とうと。
その心がけは正しいんだけど、たまにちょっと諦めが早すぎることがあるかも。まあ私も「そこさえ動けば勝ちなんだから動けよ」と言われたことがあるから、そういう意味では似た道か^^。
次からは私も集中力を持続して、七子くらいで粘れるようにしておきます^^。
日本棋院のネット対局場。またなんかトラブったみたいですね。
いや、まあ。私はあまり打ってないから、2月・3月になってもこのグラフが正しいのかもしれないけれど^^。
尚、未来派野郎と言えば本家はこちら^^。
原作が好きな人で、あの映画を観てがっかりしなかった人っているのかなあ。ちなみに原作はミヒャエル・エンデの『はてしない物語』。
とある信頼する女性が「ファルコンかわいいからいいじゃない」と。いや~、かわいいとは思えないし、虚無の世界を単なる風雨の世界で表現する「浅さ」が最悪だったよねえ…。
映画のオリジナル主題歌は、今となってはほとんど誰も知らないだろう(?)リマールの「Never Ending Story」。
リマール、何してるんだろ。
はっ。本題からはずれちゃった。頑張れ、日本棋院^^。
棋聖戦第二局が終わりました。
棋聖が圧倒的有利なんじゃないと1日目の終りに書きましたが、当然のように「まだまだ」な碁だったようですね。
で、この一局、延々「目無し目無し」の碁を繰り広げてました。こういう碁はわかりません…。
ただ、左の図に挙げた犬の顔にしたところ。これね。ちょっと感動したというか、刺激を受けました。
白がケイマを打って黒にコスまれたところ。それで白が犬の顔に備えたわけですが、これがもう形からみれば「あったりまえ」な手なわけです。私は百局打てば百局ともノータイムでここに打ちます。
但し、実戦は右下方面で戦っていることもあり、お互いに「反発」がどうなってんのかはすごく読まなきゃならないところ。反発喰らってよしんば「フリカワリ」を選択せざるを得なくなったら、そのフリカワリも含めて地合の計算なんかもしてるんでしょうね。
実戦は小考してここを打ったんですよ。
私の場合。ここで犬の顔に打って負けたら素直に諦めます。ここで形を打って負けるということは、既にその前に負けていたんだと思うから。
つまりそういうところが私の碁には粘りがない。そういう「粘り」がないから、対局が面白く感じなかったりもするんでしょうねえ。
そういう面、もうちょっと伸ばして行かなくちゃならないのだと、刺激を受けた一局でした。
週刊碁に載っていた田尻悠人新初段と石田芳夫九段の碁を並べてみました。
新初段シリーズってのは面白いですよね。とくに、後に強くなられてから新初段シリーズの碁なんて目の前で並べてみると面白い^^。これまでも孔令文五段や巻幡多栄子三段の「新初段シリーズ」を本人に検討してもらったりしました(^^)。
また、最近の新初段シリーズは二子が多いみたいですね? プロ同士(厳密に言えば違うかもしれないけれど)の置碁もそう見る機会がない。新初段とは言え、私ゴトキはどうやったって勝てない^^。そんな人が二子置いて打つ姿も興味深い。
で、実戦。
週刊碁にもあるように、序盤が「なんでだろ」って感じ。中盤もなんとなく見ていて共感を覚える(ごめんなさい)ところで謝ったりして「お~。そうなんだよ。ウワテにはそう打ってしまうよな!」。
思い切り親しみを感じそうになりつつ終盤。石田先生の失着に関するコメントを見てはたと思いつきました。
むむ。私ごときじゃあここまで疑問手を打ったり、変なところで謝ったら途端に逆転されているはず。でも終盤まで逆転の手が残ってるってのは凄すぎないか?
プロに二子なんてはるかな夢の私ですが、勉強になりました^^。
今更ですが、以前の記事でも取り上げた「新春お好み対局」。私の周囲ではあまり評判は良くありませんでした^^。
私。最初に「きたろうが出る」と聞いたとき、ミュージシャンの喜多郎かと思ったんですよ。好みはともかく「世界的なミュージシャン」。そんな人が出たらさすがにインパクトがあるなあ、と。
まあ実際に出演した俳優の「きたろう」も認知度はかなりなんでしょうね。ただ私、「俳優のきたろうですよ」と言われても、実際に番組を見るまで誰のことやらぜんぜんわかりませんでした^^。
Wikipedia によると俳優・きたろうは中央大学卒業とのこと。そういえば日本棋院ネット対局場に中央現役・OBが集う同好会ってあったな。きたろうも? いや、あそこは「囲碁部現役/OB」なのかな…。
ちなみにこちらは「喜多郎」です:
前にも何度か、いろんなところに書きました。
小林覚九段・娘と、互いに「だいたい初段」を名乗る頃に打った一局。
途中ね。私が打つことを相当嫌がっていることを見て取った小林覚九段が打掛にしたんです。私はそれだけ「いやだ。いやだ。碁なんて打ちたくない」ということを顔で語っていたので。
で、小林覚九段が言った言葉が忘れられません。「ここを伸びている以上S(小林覚九段・娘)の勝ちでしょう」。
すなわち小林覚九段・娘は「当然」の一着を打っていて、私がそこを打ち漏らしたことからきた勝敗判定。この言葉は長く私の記憶に残り、そして「碁は形」の信念に繋がっていたりします。
ラグビーも。「当たり前」のことができれば「ラグビーになってる」し、できなければ「なってない」。そしてその「当たり前」を知るのにたくさんの勉強が必要なんですね。「たまたまうまくいく」ということがない。
アテ一本打つだけでヘボ扱いされるし、アテ一本打ち忘れてもやっぱり「あり得ない」扱いをされる。ラグビーは15人という大人数でやってるのでまた見分けがたいんだけど、やっぱり「当たり前」ができるかできないかで「ラグビーになってない」まで言われちゃう。
今日、社会人ラグビーの決勝である東芝-サントリーのゲームが行われました。テレビで見ただけなんだけど、両チームとも「当たり前」をきちんとこなしていましたね。「当たり前」をこなすことが基本でありかつ至高であるということ。改めて覚先生の「ここを伸びている以上」の言葉を思い出しました。
良いゲームでした>マイクロソフト杯決勝 on TV。
だからラグビーと囲碁はやめられません。
結構整理したんですけどね。棚の表裏や、この棚以外にも囲碁本がたくさん。
一番買ったのは碁を始めて間もない頃でしたね。そういう時期はとにかく「碁が解らない」から。何もわからず打っていても進歩ない、ないし無駄なので、なんとか早く碁を理解したいと思ったものでした。
ところで。
写っている範囲だけにしても、日本棋院の新書シリーズはもう必要ないものですね。適当に配ってこようかと思います。私に会う可能性のある方で、「これ、あんたにはもういらんだろ。くれっ!」って本があれば言ってください。「『怒濤の譜』くれ!」とかふざけたことは却下(笑)。
新書シリーズ。日本棋院2階で二段くらいになるまでは結構役に立った本もあります。
週刊碁で連載中の「サルスベリがとまらない」(新井素子)。先週(2月5日号)は「夫婦で囲碁(3)」でしたね。夫婦で打つのは味が悪い、と。
それに呼応するコラムが昨日の日経夕刊に載っていましたね。小川誠子六段が指導されていた夫婦。奥様が強くなったのに、二人で対局すると必ず奥様が負けて「あげる」という話。それが夫婦円満の秘訣で「負けるが勝ち」だと。
ふむ~。
きっと奥様の方が「相当に」強くなられたんでしょうねえ。負けることを楽しむことって、少なくとも私の場合は結構な棋力差がないとできない^^。
私はよく「五子からはライバル」なんて言ってます。九子や八子で負けると「よく勝ってくれた!」と(基本的には(笑))思うんだけど、でも五子くらいから負けると悔し~(^^;。
あ、でも自分が五子置いて負けるのはそんなに悔しくないな…。五子も置いて負けると負けた原因が分かりすぎるからかな? 置かせたときは悔しくて、置いたときは悔しくないってのはちょっと矛盾してるかなあ。
それはともかく、個人的には、親しくて同程度の棋力の人と打つのはちょっと味悪く感じてしまう。世の中には「碁敵」と称する仲良しさんもいらっしゃいますよね。私は心が狭すぎるのか、なかなかそういう関係が想像できません^^。
# 今のところあり得ないけど…
# こばぴが互先になったらどうしよう^^
石を置くとき、一般的にはまず親指と人差し指で挟み、そして石をくるんとひっくり返して打ちます。
私がこの動きを教わったのは小林覚九段。
この動きと、それから石を置くときに「ぱちんっ!」と鳴らす方法を1時間くらいかけて教わりました(笑)。「ぱちんっ」の方法は、また後日公開します^^。
「何子置きましょうか」「何子でも結構ですよ」といつものやりとりの後、「T君(上達急な囲碁仲間)とは何子ですか?」とおっしゃる。
「そうですね。T君、強くなっているので七子でも私が負けることもあると思いますよ」。「では、私もそれでお願いします」。
へ~。確か以前打って頂いたときは九子。きっとご自身で「多少は上達したぞ!」という自負があったんでしょうね。
で、結果は3目負け。「どうせ打たないだろう」と思っていたヨセを打たれた瞬間に追いつけなくなってしまいました(涙)。
私の嫌いな「囲わされる感じ」だったんだけど、結構頑張ったんだけどなあ。
相手の方。序盤に乱れなく、中盤に考え込むときも、ちゃんと考える価値のあるところで悩んでました。「む~。この人はまるで詰碁をやってきたかのような強くなり方だな」。そう思った瞬間に言われました。「詰碁は毎日欠かさないのです」。
なるほどなあ。昨日の碁は「詰碁による基礎力の向上」を、そのまんま感じる碁でした。私もさっさと郭求真先生の詰碁、やらなくちゃな(^^)。
「マリー・アントワネット」、ちょっと流行りみたい。
とある五子局・黒番の碁。「ねえ。白が固く打ってるから攻める石がなくて、黒としてはつまらないんですけど」。
私がそう言うとウワテが言いましたよ。
「攻める石がないなら地を取ればいいじゃない?」。
まだまだ若いウワテなのに、なんか世間を知ってるなと思いました^^。
「『碁ワールド』棋戦解説に提言す」という「対局日誌」の記事について。
最初はコメントにしようと思ってたのに、ちょっと長くなってコメントで書けなくなった計画性のない私です…。だから記事としてもまとまってません。
で。「対局日誌」記事の全体的な部分はおいといて「部分」についてだけ。
図のように白の山下プロは、小林流に対し「不利」とされる一間高にカカり、黒のハサみに白10。 これに対し解説の石田章プロは「タイトル戦という大舞台で、敢えて不利とされる形に挑んだことに、敬意を表しましょう」と言っているが、そんなことはどうでもよろしい。
まず、きっと多くの読者がこの「やっぱ不利になったよなあ」というニュアンスに「救い」を感じたことは言っておきたい(^^)。私も弟子には「絶対打つんじゃねえ。打ったら破門」とか言ってます(笑)。
でも山下棋聖は打ちました。「む~、困ったことになった」と思いましたよ、実際。ただ、その後の碁を見れば「ぜんぶやる」が山下棋聖の目的であったことは明か。私たち(私とその弟子)ごときは、そんな「ぜんぶやる」モードで行くと碁じゃなくなるんですよ。読み抜けばっかりでね。だからこの碁の山下棋聖の打ち方を見て「うん! 俺が弟子に禁じていることは間違いじゃないぞ!」と思った。
そんな中でね。石田九段の「やっぱね~」は結構幸せに感じたのです。つまりあの文章も「どうでもよろし」くはぜんぜんないんですね(^^)。
次に
一体、山下プロが暖めていた構想はなんだったのか?
そしてそれが、どうして日の目をみなかったのか。
それがまるっきり省かれている。
という部分。これね。私もこの碁について、数人の棋士に聞きました。「敢えて不利と言われてる手を打ったのはなぜか」。結構な先生方が「あれくらいで有利不利が決まるものだと思いたくない」とか「思いたくないと思ったのではないか」とか「やれないわけはないんだと思う」とか、そういう回答があったんですよ。
中韓に置いて行かれたといわれる中、棋士にも「希望」や「矜持」や「焦り」みたいなものもあるはず。また、「これは形じゃありません」と言えば「だから中韓に」と言われちゃう。それで言えないのもあるはず。
と、思って今「碁ワールド」の一月号を開きましたが、石田九段、言ってるじゃないですか。
本譜の手順は超難解、一般アマチュアの理解範囲を越えているので、手順を一気に加速させる(碁ワールド1月号)
ここから「不利と言われる形を打つのであれば、難解な戦いをヤッテイク覚悟が必要だったのだ」ということと、「山下棋聖はその難解さの中から手を見つけるはずであった」ということがわかりますね。解説が多すぎてもむしろ棋譜が見えなくなるレベルの私であってみれば、こういう略し方は結構歓迎します。
そこを略して後に「一手ヨセコウの考え方」が解説されているけれど、私ごときのレベルではそういうのがむしろ、凄く嬉しい。
碁ワールド、ね。今の私は取り敢ず「目の前に棋譜があれば並べてみる」という「サル」の状態だから、誌面に不満はさほど感じていません(先日の GnuGo のこととかは結構むかついたし、漫画もどうかとは思う)。
誌面を見て、自分のレベルより低い記事には「気付き」だけを求めてたりもします。「ああ、そういうところ、ちょっと見落としてたな」ってな感じ。
自分にとってより高度な記事は、ついでのときにプロの先生に教えて貰う(笑)。
あ、そっか。私はプロの先生に気軽に尋ねられる環境(と、言うか人格^^?)があるから不満を感じにくいのかな。
いや、正直に言っておくべきか。「やっていく碁」ってのは個人的に好きじゃないし、理解できない。だからこの碁も私には理解できなかった。「私のレベルじゃない」と思ったから理解しようとも思わなかった。
でも、今なぞって見てみた石田九段の記事に関しては、不満を感じるところはありませんでした。
関西の囲碁会のことはほとんど知りません。
本日の日経新聞夕刊「芸文余話」というコーナーの見出しは「関西『囲碁学園』運営起動に」。
「何か」はやってるだろうと想像はできますが、調べてみたことはありませんでした。
最初はアマ強豪の菊池康郎氏が主催する緑星学園(本部・東京)の見よう見まねだった。勉強中は正座を崩さないなどしつけを重視し、子供に落ち着き、集中力をつけさせる。
なるほど。正座については医学的検知からいろんな見解があるみたいだけど、よく知らないのでパス。ただ私も、小学生中学年くらいまで、食事時は正座でした。
学園設立後に起きた漫画『ヒカルの碁』ブームは一巡したが、現在でも大阪校(大阪市北区)と茨木校(茨木)の二校合わせて百人余りが通い、受験を終えて再び囲碁を始めるケースも含め、参加希望者は依然、多いという。
む。ってことは関西棋院。ヒカルの碁ブーム以前から「囲碁学園」、やってましたか。私は碁を始めたのはヒカ碁以降なんですが、確か日本棋院の「子供に対する重点対策(仮称、ってか勝手に付けただけ^^)」も、ヒカ碁以降しばらくしてからのことだったような…<この見解は全く根拠はなく、日本棋院に通いまくっているうちに感じた単なる感想です。
関西、結構頑張ってますね^^。いつも「強い棋士をこちらにトレードして欲しい」とか阿呆なことを言っていますが(苦笑)、感心しましたです。
本人に「楽しいですね。いつも楽しみにしています」と言ったときは「ちょっと難しいんじゃないかと言われてます」ってことだったけれども…。本を読んで囲碁を勉強し(ちなみにエスペラント語で碁は goo と言うらしい^^)、そしてちょっと打てるようになってきた人にも楽しめる講座だと思うんだけどな。
で、今日のテーマは「模様のスキをつく」。
私も一時、模様碁が嫌いでしょうがありませんでした。「ツケは筋が悪い」とか「深く打ち込んでばかりは『ヤキモチだ』」という「行儀面」を先に習ったせいもあるのかな。相手が模様碁にしてきたら、こちらも模様にして囲い合いにするくらいしか勝てなかった時期もある。
# 今は相手の模様碁はわりと好きです(^^)
「模様碁」ということで忘れられないこと。「ここが模様になりましたね」とあるプロ棋士が言ったとき。「先生、それは何模様ですか?」と尋ねた人がいました。「模様」という言葉を「市松模様」だの「縞模様」と考えていたんでしょうね^^。
半分忘れかけていましたが、明日はペア碁の大会です。
それはともかく。去年出場した「第3回日本棋院杯オールアマ囲碁団体戦」の案内が届きました。5人1組で出場する団体戦で、今年は3月11日(日)。参加費はひとり頭 3,000 円。
もし「おれ、出たいから、いっしょに出てくんね?」って方、いらっしゃればご相談ください^^。友達少ないから(笑)、自分からは集めて出場する気持ちはあまりありません。あ、でもT君とか、去年あれで結構良い経験になったんだよなあ…
ところで。「適正な棋力でお申し込みください」という注意書きが太字で下線付きになっていました。去年は碁会所三段くらいの人が1級とかで出てたしなあ。全般的に普段の大会とランクの感触が違うという印象はあったようです。
ただ「適正な」ランクと言われても困りますけどね。棋院の教室にいる人が、教室ランクより下げて出れば見に来た先生に叱られたりするから、だいたい「日本棋院ランク」で出なさいということかな。
強い意志と弱い意志の主な相違は知的なものであって、それは、どれほど粘り強く十分に結果を考え抜くかという点にある。(デューイ『民主主義と教育』(上) )
こういうこと言われると、困るんだよなあ(苦笑)。
囲碁で手を読んでるとき。主に「形」の手から読まなくちゃいけない局面になれば結構手が読める。てか、読みたくなれば結構どこまででも(おー、言い過ぎだー!)読める。
でも「形」じゃないところでの読みって、一層難しかったりしませんか^^。途中参考図で過去のプロ棋譜なんかを使うことができない。私はそういう碁が一番苦手。
「う~ん。ま、こんな相場か。でも相手もここまでは読まねえんじゃあねえか?」。
気付くと自分で「そんな塩梅」とか言って読みを止めてたりする。かつ「抜けがあるんじゃない?」と問いただしても「まあそんときゃあそんときで読み直せば良いわけだし」。
そういうときに思い出すと辛い言葉。「主な相違は知的なものであって」。が~ん。
何度か書いたけど家庭教師の先生にも言われたもんな。「あの~、頭良いんだからちゃんと読んで下さい」。
むむ~。明日(ってか今日か)はこばぴごときが「詰碁をまかせろ」と言ってるらしい。なら俺も「えむだぁ、頭良いじゃん」と言われる戦いを見せてきてやろうか(笑)。
先日。月曜日の教室で珍しく棋譜解説をしました。
取り上げたのは、簡単そうですっごく難しい武宮先生(笑)。平成12年12月7日、十段戦敗者復活戦準決勝の棋譜でした。
これ。まあ武宮先生らしいと言えばそうなんですけどね。私にはこの黒15(12の十六)は絶対打てないな。というか、考えもしない。
「先生、この手を武宮先生じゃなくて私が打ったら『ば~か』って思いませんか?」と質問してしまった^^。
ここに打つのは「保険を捨てる」意味がありそうですよね。相手にもう「きっちり確定地にしてくださいね!」と言ってる。模様碁というのは「打ち込ませて攻めて得する」のが基本だけど、ここまで相手に固めさせては「攻めて得する」じゃあダメですよね。「入らせない」くらいの発想じゃないと無理そう。
また、棋譜を見て貰いたいんですけど黒27のオシも凄いですよね。黒27とオシ始めたら、白62までが相場進行でしょう。でもこれを平然と「相場ですね」とは絶対言えない。
ただ、ちょっと安心したのは黒83。
どんな手だったかは棋譜をご覧下さい(^^)。だいたい一度並べてみると覚えられるという意味では、まあわかりやすい棋譜だったのかな^^。
で、その教室に最初からいらしたインストラクターがF先生。そのF先生が今度新たな世界に羽ばたかれることとなり、日々先生との思い出など思い出しているのです。
いつも真っ先に思い出すこと。
以前一度だけお酒の席にご一緒させて頂いたんですよね。私が囲碁を始めて3ヶ月くらいのとき。当時の目標は「1年で初段!」。F先生に尋ねましたよ。
「先生っ! 私、1年で…」
そこまで言うとF先生。とても困った顔をする(笑)。たぶん先生の心中としては「やべ、こいつ、1年で初段とか言うんじゃあるまいな!」だったんじゃないかな^^。私は先生を気まずくさせてはいけないと思って、質問をちゃんと変更しましたよ。
「(先生っ! 私、1年で…)え~と、その。10級くらいになれるでしょうか?」。
あのときのF先生の安心した顔。あれ、忘れられないなあ^^。「もちろんですとも。頑張れば1年で一桁級になれますよ!」。
「よし。先生も安心した顔だったし、質問を変更して良かったな」と安堵。「でも頑張って1年で一桁級かあ」と、当時は道の遠さに呆然としたりもしたものでした。
結果として、あくまで日本棋院レベルだけど、1年で初段を名乗るようになりましたとさ(^^)。でも、日本棋院レベルなら、やる気のある人、結構誰でも名乗れるのかもしれない^^。
2月24日に行われるゴールデンレディース公開早碁対局。
なんか狙ったかのようなメンバーなんですよね…。
対局するのは青木喜久代八段と矢代久美子五段。解説が小林千寿先生で聞き手は大沢奈留美三段。記録が巻幡多栄子三段と中島美絵子初段。
小林千寿先生は千寿会でもお世話になったし、私に棋譜覚えの楽しさを教えて下さった先生。やっしー&まっきーは今の教室の先生だし、大沢奈留美三段は一度代打で教室に来て下さった。弟さんもなんどか教室に来てくれたことがあったな。
中島初段には何度か強引に声をかけているし。そうそう、日本棋院ネット対局場のソフトウェア、私の秒読み係は中島先生だし^^。
えっと、一昨日くらいにこの企画を知ったんですが、申し込み締め切りは2月8日(笑)。「こりゃやべえぞ」と大騒ぎしているうちに、なんとか入場券ゲットとなりました(^^)。
尚、当日は上述の6名による指導碁も行われます。一応指導碁希望にはしておいたんだけど、青木先生以外、誰にあたってもちょっと恥ずかしいかもしれないんですけど^^。
# 尚、チケット獲得ならなかった方。数枚ならチケットが手元にあるかもしれません…
囲碁を始めたのが山下敬吾が棋聖になった頃。とってもお世話になったのが小林覚九段ということでどちらも応援しにくい私^^。今回はあまり棋譜を並べたりもしてないんですよね。
で、この碁。実際に並べてみると、やはり下辺が結構面白かったですね。あ、そうそう、それに山下棋聖は最近似たような布石を近日内で打ってくれる感じもあって、どこで変化するのかとかも面白い。
中盤、左辺の黒に白が詰めたところからの展開。週刊碁によれば
しかし山下は脅えるどころか(略)最強の反撃とあります。
そっか!
私はここ。「普通のサバキ」と思っていました。でもこれ、左下方面とかの具合もあって、全局的に見れば「最強」なんだなあ。
当たり前なんだけど。覚えてみるといろいろ勉強になる棋譜でした(^^)。
教室開始5分前くらいに、教室で金秀俊七段がどなたかと10秒碁を打ってたんですよね。金秀俊七段は、たぶん初登場のときの NHK 杯を見てから好きな棋士なんですよね。
「あ、金秀俊が打ってる!」。ちょっと嬉しかった^^。
で、その喜んだ表情のままF先生に言ってみる。「先生、金秀俊七段(当時は違う段位だったかな?)が打ってるね!」。喜色満面な私。だってプロが打っている姿とか、そんなにたくさん見られるわけじゃないですか。
でもF先生曰く。「困りましたね」。
げ~ん。
確かに言われてみれば「困る」こともあるわけだなあ。もう授業開始まで数分になってるから、生徒もどんどん着席しつつある。
そんな中、対局時計の「ピ~ッ」という音を出しながらビシバシ碁を打っていれば確かにある意味邪魔。とくにこの初心者向け教室であってみれば、「プロ棋士」に全く興味のない人もいるから、そういう人にとっては「単に邪魔なオニーチャン」かもしれない(笑)。
「そうか、そういうものかもしれないな」。そう思いつつ。F先生の教室への愛(?)」を知ったのでした^^。
碁の方は先に書いたように地の治勲十段に模様の羽根九段がトリカケに行くような展開。「ここで地でも行けそうだったから地にかわるべきだったかな」と羽根九段。最後は黒を攻めるのに使っていた壁が攻め合いとなっての羽根九段投了。
検討も結構長かったんだけど。
左上の「切りがあるのにカケ継いできたから頑張った」という治勲先生の言葉はどこまで本当でしょうか(笑)。ちょうど羽根九段が「地にかわっておくべきだったのか」と思ったところで、まさに勝負所でした。
いや~、今日の碁は保存版にしちゃおうかな♪
もう長らく教室に通う私。それなりには上達を続けています^^。
最近のF先生。どうも私を棋力より若干上に評価して下さっている様子。失望させないように頑張ろうとこちらも思うから、それがF先生の作戦かもしれませんが。
最近、接していて嬉しいこと。それは「見解の一致」なんですね。
まあ、F先生のいる教室で私が打つとき。常に置かせ碁になります。普通は九子局。たまにもうちょっと少ない置碁。
先日、六子局の碁だったかな。相手の方も結構強くて、私もやむを得ずトリキリ二発で相手を仕留めた碁がありました。良い碁だったのでF先生を交えて検討してたんですよ。
相手の方。「う~ん、でもここの白はもう連絡していて、黒からの手はないんですか?」。
私が答えようと思った瞬間にF先生が代わりに答えて下さったんですよ。「そこは、白。カルク見ているんですね」。
教室が初心者向けの教室だということもあって、私もっとへぼへぼな頃から置かせ碁を打っていました。そういうときは白がスマート「そう」に勝ってもF先生は必ず言うんですよ。「ここ、黒からこう打ったらどうするつもりでしたか」。
ウワテは読めない置きなんかは打っちゃいけないと言ってる私ですけど、でも当然に見損じなんかが多いわけですよね。そういうところをF先生は必ず突いてくる。もちろんF先生も白をいじめる為に検討しているわけじゃないので「ここが黒のチャンスでしたね」ってことで次の検討に移るんだけど、あれは白にも勉強になったなあ。
最近は先述の「カルク見てるんですよ」の意見の一致とか、あるいは私が「黒にここを打たれたら投了しよう」なんて打った手を見て「白から誘っている意味でしたね」なんて、代わりに黒の人に検討して下さるんですよね。
「おお。俺もF先生が見て『ありえね~』白ではなくなったんだな」と。そういうのって凄く嬉しいし、きっと上達の糧になっていくんだと思います(^^)。
F先生、3月一杯で新たな世界に旅立たれるわけですが。
で、3月14日(水)に送別会を行います。仲間内でやるような話じゃないと思うし。
その際、「文集」を渡しちゃおうかなあ、なんて(笑)。そんなわけで、原稿募集中です^^。
何度か打ったことのある人と。
「F先生。なんかとりさん、七子より九子とかの方が強そうなんですけど」。そう言って相手の方、ちょっと七子くらいで試したいみたいだった^^。
「そりゃまあ若干打ち方は違うかもしれませんけどねえ」とF先生が言う中、「でも九子で勝ったことないんですよ」と相手の方。「ん? なら九子にしてください」とF先生&私。
ウワテと打つ時って、何が大変かと言うと「とにかく一回勝つ」までが大変じゃないですか。
一回勝つまでは、どうやっても勝てないような気がしますよね。だからこちらとしてもちょっと黒に有利そうな手合を提案するんだけど、それでも「勝ったことがない」となかなか勝てない。
私も経験あるんですけどね~<ずっと勝てないと思ったこと。
どうすれば良いのか一概には言えないけれど。私の場合は「ぶっつぶす!」と考えて打った方が良いように思います。流川のように(?)「ごまかす!」とか思っていると、いつの間にかウワテにごまかされるから^^。
私ゴトキがプロの先生に「九子なら安心」とかヌカシてるわけだから(笑)。「負けるわけないのでぶっつぶす!」くらいな感じで来て頂けば良いんじゃないかなあ。
「地を守る鉄柱を打っているようでは、九子など勝てるわけがないのです!」。
珍しくF先生が熱くなっておっしゃっていました(^^)。
棋譜を覚えるとき、MultiGo を使っているというのは何度も書きました。
最近、どうも碁盤に並べて覚える方が早くなってきたようなのですが、PCの前にいると同時進行でいろんなことができますし…。

で、棋譜を覚えるときって、自分なりに納得しつつ並べていかないと覚えられません。だから私はコメント欄にどんどん自分なりの解説や疑問点を書いていく。
覚え終えて面白い棋譜だと、ウワテの方に送って指導を受けたり、あるいはシタテの方に送って参考にしてもらったりしています。一応疑問点なんかは先生やウワテの方に尋ねてから書いているので、それなりに参考にして下さっているようです^^。
上の図は、先日記事にも書いたNHK杯。趙治勲十段と羽根直樹九段。
並べてみても面白かったです(^^)。
棋譜の欲しい方は棋譜でーたべーすに登録されていました。
今日、「1局しか打たずに去っていく人がいる!」と怒ってる方が、日本棋院のネット対局場にいらっしゃいました^^。
この怒り、私にはぜんぜんわかんないんですね。
その人曰く「同好会とかそういうところで打てば、続けて2、3局は打つだろう!」と。
え、そうなんですか? いやみでもなんでもなく、私はそういうのを全然知らなかった。
確かに、高田馬場の碁会所は標準が三番碁になってる。一度行って「うひゃ~、最低二局は打たなくちゃいけないのか」とびっくりした。
そういえば八重洲囲碁センターでも、私が一局だけ打って「ありがとうございました」と退席しようとするとびっくりしてる人がいたな。
でも渋谷とか、、、え~と、他、あまり行ったことがないな^^、少なくとも日本棋院二階の対局場は「2番は打つ」なんてキメは全くなかった。
普通は2、3局打つものなんですか?
実は私。あまり続けて打てないんですよ。ただでさえ気もそぞろなじじーだから、1局打つとそれなりに休憩しないとダメ。ネット碁でもシタテの人に「ちょっと失敗だったからもう一局」と言われれば受けるけど、互先の碁とかだと続けて打ちたくない(翌日覚えていない深夜の酔っぱらい状態のときは結構続けて打ってるみたい…)。
# そもそも打つのがあまり好きじゃねーんだものな^^
碁会所って、人が少ないからという理由で連続対局が一般的だったりするのかな。あるいはみんな「お友達」になってて、ひねもす打つのが楽しいひとばかりとか。
ちょっとした異文化体験でした(^^)。
「とりさん、一局打ちませんか? 九子で」。
あはは。T君。もう私に九子で勝ち続けているんですよ。ちゃんと力を付けてる。ただ互先なんかだと思わぬ見損じやら、変な拘りで碁を悪くすることもある。「本当にそれなりの実力ついてんのかな」と思って確認したかったんでしょうね。そういう確認のためにウワテを使うのももちろんアリ。
初手。いつも打つとやられる孔令文布石で挑んでみた。14の五。ある先生によると「なるほど、カカリでボウシされるのを嫌ってるんでしょうね」。
なるほどなあ、そういう意味か。でも私、この初手では20子くらいの手合の人にしか勝てない(笑)。昨日はT君の変な拘りで「部分的に碁は崩壊」くらいに右辺奪取。
でもなあ。やっぱり形を決めすぎました(;_;)。どうもエサをまかれるとくらいついちゃうんだよなあ。育ちが悪いからかなあ。
いくら白にデカ地を取られたと言っても、黒、その後は結構安心して打ち進められる。置かせ碁はやはりアジを残しておかないとダメだよなあ。
「T君、なんで九子で負けないようになったの?」と問えば「攻めながら繋がることを考えるようになりました」と。前は「分断」とかには気を遣っていたんだけど、「自分が繋がる」意識が薄かったんだと。
なるほどなあ。今後えらそーに指導碁を打つ際の指導ポイントとして、気を付けてみます。
そういえば無勝負になった碁を並べたことがなかった気がします。
って、本当は昨日、武宮正樹九段対土井誠八段の110手までの棋譜を拾って^^、それでその続きを探していてたまたま無勝負の碁を見つけただけなんですけどね。
FireFox では背景なしで表示され、IEではそもそも表示されなかった。パス指定の問題かな。
棋譜中にコメントも入れていたんですが、それは要するに序盤は土井誠八段が「教科書」風の碁を展開していたなあという話でした。
2000年、棋聖戦最終予選の碁で、長谷川直九段と土井誠八段。棋譜は棋譜でーたべーすにあります。
そういえば。たまに終局前の半コウが3つ4つあるのを見て「三劫無勝負だ~」とおっしゃる方もいらっしゃるみたい^^。まあわかんないですよね~。
三劫無勝負はあくまでどこのコウも譲れず、こりゃ勝負がつかんと双方が合意した場合に無勝負です(^^)。
IT PLUS の記事によると、瀬川四段(話題になった人ですね)が、レースクイーンに将棋を教えて、その様子を動画中継するんだとか。
まあ「レースクイーン」ってのは個人的に好きじゃないから「いいなあ」とか思わないんだけど、こういう遊び心はそれなりにあっても良いのかもしれませんねえ。
レースクイーンより面白そうなのは一二三九段伝説。
配信するのはニュースや将棋講座のほか、過去の対局を解説する「将棋列伝」など5番組で、毎週金曜日に更新する。「ザ・加藤一二三九段伝説」では、将棋界きっての個性的なキャラクターで知られる加藤一二三九段自身が「タイトル戦の最中に『集中の妨げになる』と旅館の滝を止めさせた」など、将棋ファンに有名なエピソードを振り返っている。
これはちょっと見てみたいですね^^。
将棋界では瀬川四段がレースクイーンに将棋を教えてるそうです(笑)。
さて、では囲碁会でそのような仕事をして頂くとしたら、誰にやって頂きましょうかね^^? 人選は完全に私の趣味によるもので、なんかとくに理由があるわけでもありません^^。
複数選択可能ですから、お暇でしたらちょいとやってみて下さいな。
アンケートはトップページ右のサイドバー部分に移しました。リンク辿ればブログパーツにもなるそうですから、もし気に入って頂ければ皆さんのブログにも貼ってみてください。とっても喜びます(笑)。
個人的にどちらも応援しにくかった棋聖戦が終わりました。並べたのは今のところ第三局と最終局。
この最終局。ずっと山下棋聖が優勢だったかと思ったんですが如何だったでしょう?
終局後の王銘エン九段の解説では図の切り違ったあたりからちょっと良くなったのかという話もありましたね。山下棋聖は「中央が厚くなって打ちやすくなった」と。
というようなことが印象に残りました。他にも「手」に関して言うと、先の「ソイ返し」みたいな手など、印象に残るものが多かったです。
尚、山下棋聖は天元戦でも旧小林流に対して「面白い仕掛け」がありました。ぜひとも『山下敬吾の小林流研究ノート』など出して欲しいものです(^^)。小林流は未だに人気のある布石で、よく打たれていますしね。対局直後のインタビューでは「成算があってやったわけではありません」なんて言ってましたが、たぶん三味線ですよね。
それにしてもヘボが言うのは失礼なのですが、山下棋聖強くなった印象があります。棋聖が大場に回れば急場っぽい場所での読みに絶大な自信があるように見えるし、あるいは打ち込んでいけばどうやってもその打ち込んだ石のアジを消しきれないように見える。
囲碁を始めた頃にちょうど棋聖位を奪取して頭角を現わし始めた山下棋聖。さらなる進化を期待します。
F1は詳しくないんだけど。アラン・プロストと言えば、アイルトン・セナ。よく知らないくせになんだけど、私はいつもプロストを応援していました。
当時は囲碁のことなんて全く知らなかったんだけど。
今にして思えばアイルトン・セナのレースって、坂田栄男二十三世本因坊の碁のように思いませんか^^?
坂田栄男って、もちろん一世を風靡した棋士のわけなんだけど、彼の負け碁を並べてみると、とても強い棋士とは思えなかったりする。もちろん自分の棋力が低いせいがほぼ全ての理由なんだけどさ。並べていて「そんな打ち込みはねえだろ!」と思ったりする。
セナの走りもなんとなく「鋭いんだけど、そこの鋭さは無駄だったりしないか?」と思えてしまったり…。いや、知らんのにごめん。
# プロスト応援は単なるじじいの守旧派意識だったのかもしれん。
坂田二十三世本因坊(書き間違えてました。ご指摘ありがとうございます)の碁は全部で十局くらいは並べたのかな。とある高段者の「彼の碁を並べるときちがいになるかもしれないね」のひと言に救いを求め、もうたぶん今後十年は並べるつもりはありません(^^)。
面白かったなあ。
まず驚いたのが入り口で配られた袋。エース交易の案内パンフレットなんかに混ざって『覚のサバキ』が入ってるじゃないですか! こりゃやりすぎだろ、エース交易^^。内緒にしてたんだけど、まだ買ってなかったんだよなあ。同行した友人のひとりは「俺、持ってるんだけど…」(笑)。
対局者は青木喜久代八段(ゴールデンレディースは前年度勝者が勝ち残り)と矢代久美子五段。解説が小林千寿先生で聞き手が大沢奈留美三段。そして大盤碁石並べは大沢奈留美三段弟の大沢君でした。スーツ着てたから誰だかわかんなかったよ^^。
秒読み・記録は巻幡多栄子三段と中島美絵子初段。
あのさ。プロの付けた棋譜ってなんか興味があるでしょう? ない? 私、ずっと前から「棋聖戦の棋譜なんかオークションしたら結構値が付くぜ」とか言ってたんですよね^^。封じ手の封筒なんかもさ、今は知らないけど昔は捨ててたらしい。
エース交易はわかってるなあ。イベント終了後、巻幡多栄子三段直筆棋譜のコピーを配布してた。これ、結構嬉しいぜ!さら対局中にも「次の一手」クイズがあって、ヒント提示者は特別ゲストの高梨聖健八段。
本当は、山下敬吾棋聖の義理の兄である高梨聖健八段と、小林覚九段の実姉である二人で盛り上がろうという狙いだったらしいんだけど、残念ながら棋聖戦は前日にて終了。狙いはちとはずれてしまいましたね^^。
但しこの「次の一手」クイズ。囲碁についてはともかく強運を持つ私。正解の上に抽選にもあたって十三路盤マグネットボードを頂きました。
抽選をして下さったのは矢代久美子女流本因坊。「箱から紙を引き出したらとりさんの名前があったから戻そうと思ったんですけどね」。会場でたまたま出会った昔たくさん教えて頂いた高段者も「君はほんと運だけで碁界を渡っているな」(笑)。
さらにさらに。
私は指導碁の抽選にもあたって指導碁が受けられることに^^。いえ、まあ「う~ん、まああたるんじゃないかな」と予想してはいたんですが。
その指導碁の話は別に書きます^^。
あ、ちなみにこの対局の勝者は矢代久美子女流本因坊。賞金100万円をその場で授与されていました。鳳凰杯も一時はその場で100万円を渡していたらしいですけど、なんか面白いですね~。
抽選の結果、実は私、巻幡多栄子三段に指導して頂けることになったんです。でも私、巻幡先生とは教室で打つ機会が結構あるんですね。
小林千寿先生にはたくさんお世話になりましたが、ここしばらく打つ機会がない。先生に私の成長も見て貰いたい。
幸い、友人のT君が小林千寿五段との指導碁を引き当てていました。「あのさ、君。交代してくれない?」。T君に取ってみれば私は一応のシショースジ。私が言えば断れない(すまん(笑))。そんなわけで私が千寿先生と打つことになったのでした。
最近の私の先生方との手合は五子。「千寿先生、見てみて下さい!」の思いで五子置きます。
気合い充分な私。千寿先生が初手カカリを打ってワンテンポ置いてウケを打ちました。そこで千寿先生。
「あれ、シショー(千寿先生が私を呼ぶ渾名です)、五子なの? 四子にしなさいよ」。
千寿先生は徐ろに天元の石を私の碁笥にしまいます^^。ぐお。千寿先生はもちろん私にとってシショースジ。私も全く抵抗できません。「で~、四子ですか~。こうなると勝負云々じゃなくて、私がどう打つようになったのかを見て頂くしかないなあ」。小考。
五子の構想から四子の構想に切り換え。先に書いたようにもはや勝負にならないことは明らかなので、「勉強したこと」を見て頂くしかありません。そこで私は「あれ、いってみるか」。
地取りで陰険なのが私の棋風。しかし勝負にならないのであれば大きく構えて、それをどう打ちこなすか見て頂くのも良い経験だろう。構想を立て直して、集中力を高めます。
「ところでシショー、次回のハンス・ピーチ杯はね…」。
げ~ん(笑)。千寿先生、旧交を温めようとして下さってる^^。それはそれでむちゃんこ嬉しい。しかしただでさえ集中力を欠く私。「俺は真剣に碁を打っているんだぜ」のポーズも崩れればもはや尊敬する先生の前で碁になりません^^。写真の通りボロ負け(苦笑)。
「シショー、今三段くらいで打ってるの?」。「ええ、一応教室では三段で…」。「そう、三段は絶対あるわね」。
一応救いの言葉^^。
まあ千寿先生は、どんな相手と打つときもほぼ持碁になることを目指して打つ先生。常に余力を持って打っていらっしゃる。そんな相手に「勝負だ~」と熱くなりかけた私も何か間違えていた。でも先生、また「成長の跡」を見て頂けるよう、精進致しますからね(^^)。
自分から希望して千寿先生との対局に変更して貰っておいてなんだけど。なんかえれー緊張したみたい(笑)。家に戻って高尾-金秀俊戦のネット中継を見ているうちに爆睡モードに移ってしまいましたとさ^^。
人の言う通り「ラッキー過ぎる」私ですが、ラッキーはラッキーなりに疲れもするものです(笑)。
先の記事に書いたように、小林千寿五段にご指導頂いた私。
千寿先生に打って頂けるようになった私は考えました。「うん、先生のご指示通り、あれから棋譜を百局覚えました」と主張して、「では先生昨日の棋聖戦を並べましょうか」と提案してみたらどうだろう。
ご存じのように小林覚九段は小林千寿先生の弟。「では私が山下敬吾棋聖役をやります」。
「おー良いアイデアじゃね?」とひとり盛り上がる私。そこに友人から冷たいひと言。小林挑戦者投了後から「ではここから打ちましょうか」と言われたらどうすんの?
げ~ん。確かにそうだ。確か王銘エン九段が「盤面勝負」と言っていたよなあ。かつ「僕ならもうちょっと打つ」とも言っていたよなあ。ならば私は負けるに違いない^^。
と、いうわけで普通の対局になったのでした。
また、対局中もいろいろとお話を頂いたんですけどね。
隣の人曰く「プロの先生と打って貰う機会なんてほとんどありませんので」。それを受けた千寿先生。「ほらシショー、それが普通なのよ!」。隣の人、私のことを(ちょっと)尊敬モードで見つめます。「はあ、関係者の方なのですか」。
私が答える前にさらに千寿先生が答えて下さいます。「この人は日本棋院に出入り、、、じゃなくて、日本棋院に住んでるのよね。私なんかよりよっぽどたくさんの時間棋院にいます」とかなんとか。
隣の方はちょっと驚きつつ私の盤面をじっと見る。で~。恥ずかしいからやめてくれっての^^。
千寿先生はご存じのように、ずっと国際普及の仕事をされている棋士ですね。で、来年からもまた一層国際普及に力を注ぐことが決まったところでもあります。「ハンス君がね」とそういう話がたくさん出てきました。
良い機会を頂きましてありがとうございました>小林千寿先生並びにエース交易。良い一日でした。
■ きのうゲットしたもの
日本棋院のネット対局場。
非常識な発言や嫌な発言をする人に対して「会話禁止」指定を行うことができまず。5人の人が「会話禁止」を設定すると、その人は待合室で話ができなくなる。
前にね。ある人が、複数(有料)アカウントで発言禁止をしても、会話禁止指定が機能しないと言っていたことがあります。
どうも、、、IP を一応見ているのかもしれません。
いや、なんてぇか「ご参考までに」なんだけど。
対局は一昨日になりますが、NHK杯の依田九段と張栩碁聖の碁を並べてみました(棋譜でーたべーすで棋譜を見る)。
そういえば以前。作り碁って並べられなかったですね。手数が長いし(笑)、どちらが優勢かわかんないと攻守悪手の判断ができなくてメリハリがつけられない。最近はちょっと棋譜並べ能力が向上したかな~^^。
左下の定石。「あの定石知らなかったよ~」と、とあるプロ棋士に問えば「ああ、張栩先生が結構得意にされてるんですよね」と。なるほどなあと昔訳した Kogo's Joseki Dictionary (Kogo's Joseki Dictionary に関する過去記事)を見てみると、依田先生のオオゲイマは薄すぎてダメと切り捨てられてる(笑)。Kombilo を見てみるとそれなりに実戦はあるんですけどね^^。
依田先生が下がったあと、実戦は張栩碁聖がツギを打ったんだけど、「地からすればカケツギたいんだけど、上ツケが打てなくなるんですよねえ」と。「(実戦のように)結局白が取りきることになるので、一応黒は足早だと言われてます」。
「おお、俺の互先レベルだときっと誰も知らないから、絶対勝たなくちゃいけない対局の時(いつ?)は試してみようかなあ」。「まあ、必然の着手なんですが、どこかで間違えるんじゃないですか?」。ふ。ばれてーら。
あと、序盤から中盤にかけては、「黒から打ってもそこは薄いんだ」という張栩碁聖の「狙い」が見えたようで、並べていてすごく楽しかった。依田九段も「薄いって言われてもこう受けないと碁にならねえ!」って感じで受けてたし。その辺の対話が楽しかったなあ。
ヨセも、単に大きいところじゃなくて、「後の狙いのある大きさ」(まあそれを「大きい」と言うわけですが)を主張し合っていて、すごく勉強になった。
依田九段、すごく強くて独特の手も打つ先生だけど、実は棋譜並べにすごく適してる先生なんじゃないですか^^? 私、いつも依田先生の棋譜を並べると「感動した」とか「勉強になった」とか言ってますね。
そんな話はともかく。
本日の日経朝刊。文化欄に結構長い小林千寿五段の記事が掲載されています。文化交流使の話から、国際交流の話が主ですね。
ところでこの文化交流使。週刊碁でタイトルだけ見ていたんですよね。で、これは日本棋院が任命したのかと思ったら文化庁の任命なんですね。文化庁のサイトにちゃんと文化交流使というものについてまとめられていました。
そういえばね。
アマチュアのペア碁国際戦にも世界各国の棋士が参加します。面白い衣装で参加してた南アフリカ代表ペア。彼らは現地の囲碁協会(?)関係者みたいなんだけど、南アにはぜんぜんプロが来てくれないなんて話もしてたな。まあ南アは国際舞台に復帰したのがそんなに遠い昔ではないので仕方ないのかもしれないけれど。
「じゃあ俺がやってやる」なんて個人の気合いで海外にいったりすると、「協会」とは名ばかりで、特定個人の知り合いばかり集まって、なかなか「普及」という目的に合致しないこともあるのだとか。
小林千寿五段は既に海外普及に長い経験と実績をお持ちの方。そういう方を慕って日本に来る外国人と碁が打てたりするのは、かなり楽しいことですよね(^^)。
# もうちょっと強くならないと日本が舐められるか^^。